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大瀬崎フォトグラフィー



過去の記事

3月 2006 の記事です。


105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 RVP100(共通)

今回は 水の冷たい冬場から春先に多く見られる ミミイカの写真をアップしてみました。よく見られるエリアは湾内で 比較的、昼間よりもナイトダイビングでウォッチングできます。多いときは 1ナイトで3〜5匹見られることもあり 砂地を丹念に探していけば 砂の中から大きな目玉だけ出して 辺りの様子をうかがっているミミイカを良くみかけます。また イカの仲間をナイトで撮影する際 背景を黒に落とした方が イカの持つ独特の体色を表現できます。今回アップした写真の場合、ミミイカは砂の中にいたため チョット近めでライトをあて(あまりお勧めできる方法ではありませんが・・・、ミミイカ君 ごめんなさい) 嫌がって中層をホバリングし始めてから 撮影してみました。あと、今回の撮影時ではしませんでしたが 画面上に あえてチョット砂を巻き上げ 砂を宇宙空間に浮かぶ星空のように演出して 写真を撮るときが偶にあります。    
加藤 智

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06/03/28: フォト00053


105mmマクロ 1/60 f11 YS-50+YS-20 RVP

前作がチョット 見ていてヘビーな感じを受ける写真だったので 今回は春らしく、海中の花ともいえる ソフトコーラルのポリプの写真をアップしてみました。今、大瀬崎の浜から見える桜の樹々は 太陽光を浴び きらびやかに輝きを放って咲き乱れております。海中に咲く、桜の花のようなソフトコーラルのポリプは いつもエクジット間際に あまったフィルムで撮影しています。水の状況が悪いときなど、エントリーする前から「今回はポリプ メインで!」と意気込んでいくと いつもポリプが閉じていたり いまいちパッとしない時が多々あるので 最初から決め撮りはせず 状況をみて撮影しています。
話は変わりますが フジフィルムのベルビア(ISO50)が生産中止のようです。以前はマクロは感度50のベルビア ワイドは感度100のプロビアと 使い分けをしていたのですが マクロ撮影でガイドナンバーの低い小型のストロボを使用し始めた頃に 微粒子フィルムのRDP3が発売されたこともあり ワイド マクロともにRDP3に変え、現在ではRVP100を使用しています。ですが 発色に関してはベルビア50が 今でも一番のお気に入りです。 現在使用しているベルビア100は あくまでも私個人の感想ですが 多少、赤が強く出る傾向がみられ、感度50のベルビアの発色が受け継がれなかったことに チョッと物足りなさを感じています。
水中、陸上とも ネイチャーフォトの世界に大きく貢献してくれた ベルビア50 なくなってしまうのはとっても残念です。
加藤 智
 

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06/03/24: フォト00052


105mmマクロ 1/60 f11 YS-30x2 RDP3

「ドキュメンタリーこそが 写真の本質である」
この言葉は 私が最も尊敬している 写真家の台詞です。野生動物の世界では 痛手を負うこと=忍び寄る死 を意味します。写真から推測して このスズメダイは エソの仲間か ヒラメの類の鋭い歯から逃げ切ったのではないかと思われ、「死にたくない」という本能から 身を切り刻まれても 全身の力を振り絞り 懸命にのがれようとした姿が想像できます。おそらく 命は数日と持たないであろう姿を目の当たりにし 自然界の厳しさを痛切に感じながらシャッターを押しました。  
加藤 智 

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06/03/21: フォト00051


105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 RVP100

写真を撮っていて とても面白いと思うことの一つに 人それぞれ、見方 感じ方が違うということが上げられると思います。今回アップした写真はどこにでもいる ウツボの顔を撮影したものですが 写真のウツボは鼻先が曲がっており 下顎も若干、短いようで 普通に見られる個体とは 風貌が変わってしまっていました。見る側としては 「ただのウツボじゃん」、「面白い顔〜!」や「この鼻と口で獲物を捕らえていけるのかな?」 また「傷ついた生物の写真を載せるなんて不謹慎だ!」等々、いろいろな感想や意見云々があるものです。そのように多少なりとも写真を見て感じていただけることが 撮り手としては とても嬉しいことであり 有難いことだと思います。   加藤 智

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06/03/18: フォト00050


105mmマクロ 1/125 f22 YS-30x2 RDP3

今回は 体色が黒く 丸まったりしてしまうと どこが顔なのか わからなくなってしまいがちで 撮影するのは チョット難しいと感じる スミゾメミノウミウシの産卵シーンをアップしてみました。体の色に似合わず 卵の色はとても美しく 赤に近い桃色模様で ウミヒドラに巻きつけるように産卵します。このときも できるだけ背景が写らないように 通常よりシャッタースピードを一段速くし 絞りを1絞り深くしてみました。スミゾメミノウミウシをファインダーで覗いているとき いつも体の模様から 高速道路の渋滞風景を 思い出してしまいます。白がヘッドランプ 赤い卵がテールランプといったふうに見えるのですが・・・。   加藤 智

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06/03/14: フォト00049


60mmマクロ 1/60 f16 YS-50+YS-30 RVP100

以前 予備校のポスターに 「受験生諸君 的を射よ!」というコピーが書かれていた マトウダイの水中写真を見たことがあります。 「なるほど!」と思ってその写真に見入ってしまったのですが、生物の特徴を見事にモチーフにしているなぁ と感心してしまいました。
さて、マトウダイですが 日中は ダイバーの様子が気になるのか 知らぬ間に「横にいる」と思ってカメラを構えると ススッーと距離を離されてしまい なかなかうまく撮影できないことが多いのですが ナイトダイビングでは寝ている個体が多く レンズ先端にあたってしまうくらい近寄れます。今回アップした写真撮影時は マトウダイの特徴のみを表現しようと思い 黒い的模様と 触れるとケガをしそうなくらい鋭く見える背鰭のみを写してみました。 また 画面に マトウダイの目を入れてしまうと どうしても 写真をみる側の目線が散漫になってしまい「特徴のみを捉える」という表現とは 別の意味合いを含む絵となってしまうので 撮影時に マトウダイの目玉は ファインダーから排除しました。  
加藤 智 

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105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 RVP100 (共通)

今回は 昨年のちょうど今時期、岬の先端でみられた ウミシダとイロイザリウオの組み合わせをアップしてみました。このイロイザリウオ、絵心があるかのごとく 体色にそっくりなウミシダの中に居てくれたので フォト派ダイバーの人気を一手に集めていました。このイロイザリ君ですが 岬の先端の潜水時間が 9:00〜16:00で 10:00〜15:00ぐらいまでは ダイバーの手厚い?歓迎に会うため ウミシダの中から出てしまっていました。よって このシーンの撮影時間は 先端の潜水開始30分間までと 潜水終了の30分間までが勝負でした。また、よほどこのウミシダが気に入っていたようで EX30分前ぐらいの頃で ダイバーが居なくなってからの時間帯に観察していると 4〜5mウミシダから離れていても じっくり時間をかけて ウミシダの中に戻っていくシーンを何度も観察できました。   加藤 智

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06/03/07: フォト00046


17-35mm 1/15 f8 自然光  RVP100

最近 大瀬崎までの道中にある 桜の樹々に つぼみが出始め 枝振りが薄っすら桃色模様となっております。いよいよ気温も上がり始め 春近しといった陽気になってきましたが ここ大瀬崎の海中では 今、海藻類の繁茂が目立っており 些か「新緑シーズン」といった状況です。ワイド水中写真愛好者の方は ホンダワラ科の仲間や アラメ カジメといった海藻(大瀬崎では アラメ カジメは着生しませんが)で 傑作を収めている人が多くいるのですが 大瀬崎の浅場で多く見られ、個人的にとてもフォトジェニックに思う アントクメ や ヒロメ といったコンブ科の海藻が あまり フューチャーされていないようで チョット寂しく感じています。
海藻類は成長段階 もしくは枯れ始める寸前まででは 太陽光を透過すると 植物の証である グリーン色がきれいに見えます。今回アップした写真もそうなのですが 海藻をワイドレンズで撮影する際 ピンポイントで海藻の中に居る魚などを入れ込まない限り 太陽光を取り入れた自然光撮影をしています。ストロボを使用してしまうと 人間が水中で見て感じる通り ストロボがあたった部分が グリーンではなく茶色に発色されてしまう、というのが大きな理由です。  
 加藤 智

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06/03/03: フォト00045


17-35mm 1/4 f11 SB-105x2 RVP100

今回は 砂をかぶる カスザメの写真をアップしてみました。普段は砂の中で獲物が来るのをジッと待ちつづけているのですが ダイバーが接近しすぎると嫌がって場所を変えてしまいます。このときは「砂かぶりシーン」を撮影するため カスザメが泳ぎ出したのち およそ5mほどの距離を保ちながら後ろから尾行し カスザメが泳ぎを止め 砂地に着底するのを待ちました。着底後に急接近してしまうと またすぐ場所を移動してしまうので 砂をかぶり始めるまで 様子を見ながらずっと距離を保ち続け かぶり始めて5秒ほどしてから 一気に間合いを詰め スローシャッターで連写してみました。このシーンでは カスザメの顔に砂がかかってしまうと 何の生物だか判らなくなってしまったり 砂が巻き上がってしまい過ぎると 写真画面全体が「砂の嵐」と化してしまうので この撮影は微妙に難しいです。  加藤 智 

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