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大瀬崎フォトグラフィー



過去の記事

10月 2006 の記事です。

06/10/29: フォト00112


105mmマクロ 1/60 f16 YS-50+YS-20 プロビア

大瀬崎のダイブスポット各所が 秋ならではの生物たちで賑わっておりますが 通年見られる生物で最近多くなったなぁと感じられるのが 今回アップしたノコギリヨウジです。クリーニングする魚としても有名で 岩の隙間や物陰でウツボや大型の魚がじっとしていれば その周辺でチョコチョコ泳ぎ回る姿をよく確認できます。掲載した写真は10年前ぐらいのもので 大川裏の水深24mで撮影したものなのですが このときは同じエリアで1ヶ月ほどニシキフウライウオが居たため ニシキに夢中になって頻繁に潜っていたところ いつもウツボが同じ場所で動かずに観察できたため よく見るとウツボのまわりに数匹のヨウジウオが。ニシキの撮影もそこそこに切り上げ ウツボの口が大きく開いたところに ノコギリヨウジがクリーニングする写真を撮りたいと思って粘り続けるも いつも撃沈の繰り返し。なかなかイメージ通りにはいきませんでした。
また 魚には表情がないと思われがちですが 以前アップした フォト00077の捕食しているウツボの険しい表情と比べると 今回のクリーニングされているウツボの表情は すごく気持ちよさそうで とっても穏やかに感じます。
加藤 智


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06/10/25: フォト00111


105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 プロビア100F

最近 夏場に繁殖がおこなわれ 成長しはじめたキンギョハナダイ達の幼魚が多く見られるようになってます。1cm程度の個体ですと ひとかたまりになって行動していることがよく見受けられ フトヤギや ウミトサカといったソフトコーラルに固まって隠れている姿をみると レンズを向けずにはいられないくらい愛らしく とってもフォトジェニックです。また 幼魚一匹に絞ってその愛らしい表情を捉えるのも面白く 普通種ではありますが 興味の尽きない被写体です。今回アップした写真は ガンガゼの中に身を潜めていた幼魚たちで ガンガゼのトゲに守られているという安心感からか レンズを向けてもまったく逃げようとせず 存分に撮影させてくれたときのものです。ソフトコーラルなどに隠れている幼魚達ですと 陰に隠れてしまったり 散り散りになってしまうことがほとんどで 撮影には手を焼きます。また、ガンガゼが背景ですと ストロボのTTLがきかず フル発光になってしまうので マニュアル発光時のデータをもとに 露出を調整してみました。
加藤 智

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06/10/20: フォト00110


105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 RVP100

秋になって ぼちぼち甲殻類が増えてきた今日この頃、ナイトダイビングで湾内のアーチロープに着生しているウミトサカの中を念入りに探すと マルタマオウギガニ か イソコンペイトウガニの幼体の姿が多くなってきました。マルタマオウギガニですが ウミトサカの幹に穴をあけて住み着くため ウミトサカが痛み出すので 個人的にあまり好きではない生物です。イソコンですと ポリプを切りはしますが ポリプを体につけて ウミトサカにカムフラージュし、その見事な擬態っぷりに感心してしまうほど 探し甲斐のある生物です。数年前には湾内に設置されているアーチロープ1基に10個体以上 イソコンペイトウガニがついていた時がありました。今回アップした写真は その時期に撮影したものです。しかし、このとき撮影した一週間前ぐらいからイソコンがめっきり見られなくなり おかしいと思いつつ 再度イソコン目当てでナイトダイビングを敢行すると ウミトサカが大きく揺れている部分を発見。何だろうと思い じっくり観察すると タコの仲間がトサカの中に隠れていました。「ひょっとして こいつがイソコンを食べていたのでは?」と一瞬 腹立たしく感じましたが 「ウミトサカ+タコ」の組み合わせを見たのはこのときが始めて、ポリプも全開だったため夢中で2ロール撮影しちゃいました。2ロール撮影し終わる頃には イラっとしたときのむかつきはなくなり タコをいとおしく感じてました。
加藤 智


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06/10/17: フォト00109


105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 RVP100 

9月下旬ぐらいに フィルムが値上がったそうです。世間の情報に疎い自分ですので 値上げの知らせは お客さんから最近教えてもらいました。デジカメ全盛の昨今、ニーズが少なくなれば 大量生産ができなくなるので 値段は上がるのは仕方ないかなぁと。ですが、いまだに水中でここ一番というシーンに遭遇すれば 迷わずフィルムカメラを手にとって撮影していますので 値上がりはかなり痛手です(が、最近仕事がら コンパクトデジカメでネタ写真ばかり撮影している今日この頃、フィルムカメラのシャッターを押す機会が少なくなっています)。
また 頭の固い私の意見としては 撮影した映像を 電気が管理することが どうしても100%信用できない ということがデジタル写真に移行できない理由のひとつに挙げられます。さらに これも個人的な意見なのですが じっくり絵創りした映像は情報提供の手段というよりも 自分の生み出した作品として末永く保管する ということが最も大切なことに思うのです。日々進化するデジタル危機(機器)、マシーンが進化しつづけていくと この先PCに取り込んだ映像が取り出せなくなってしまうのでは という恐怖を感じますが フィルムですと 時間と手間はかかりますが 撮影者がいなくても 子供からお年寄りまで 誰でも写真を取り出せることは確実です。
加藤 智

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06/10/10: フォト00108


105mmマクロ  1/60 f16 YS-30x2 RVP100

今回は 各エリアでボチボチ数が多くなってきた アカスジカクレエビの写真をアップしてみました。この写真 なかなかエビの姿がわかりづらいと思うので 画面の中に2個います、と注釈しておきます。撮影場所は湾内のジャングルジム下のイソバナ、今ではジャングルジムが崩壊してしまっていますが 冬場になるとヤリイカが産卵しに来るポイントとして賑わう場所でした。この写真もヤリイカ産卵期の冬場に撮影したもの。ポリプが開くと すごくきれいなイソバナであったため ポリプ全開の時を狙って撮影していたところ、おそらくドライスーツに不慣れであろうと思われるダイバーがイントラさん引率で5〜6人 ジャングルジム下に産みつけられたヤリイカの卵を見にドカドカと押し寄せてきました。透明度バツグンで15mほど見えていた視界が   10、7、5、2、0m ・・・と砂の嵐になる始末。一時避難と思い 5mほど浮上して ドライダイバーが移動するまで暫し待って降りてみると さっきまで撮影していたイソバナが ポキリと折れて砂に横たわっている光景が目に飛び込んできました。
「・・・・・・・・・・。」 美しい生物だったのですが・・・、絶句です。
アップした写真はイソバナが折られてしまう直前に撮影したものです。
加藤 智

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06/10/06: フォト00107


105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 RVP100

現在、人気生物たちで賑わいを見せている大瀬崎の海ですが その流れにのらずに あえて普通種の魚、キタマクラの写真をアップしてみました。キタマクラといえば 大瀬崎ではどのエリアでも ダイバーの足元を泳いでいるくらい数が多い魚で、自分自身も面白い生態行動がみられなければ ほぼ間違いなくスルーなのですが このときは幼魚がウミトサカの影に隠れていたので ウミトサカを背景に幼魚の写真を1ロール撮影してみました。撮影の際は 日の丸写真にならないように気をつけ 背景のウミトサカが フレームに隙間無く写るようにしています。また 個人的に思うのですが キタマクラの幼魚の顔を見るたびに 愛くるしい表情からいつも オキナワの座間味「西浜」にいた サザナミフグの「ポンタ」を思い出してしまいます。(ポンタを知っているダイバーって 少なくなったんだろうなぁ・・・) 
加藤 智

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06/10/03: フォト00106


105mmマクロ 1/60 f11半 YS-30x2 RVP100

今回は ツリフネキヌヅツミガイが3個体並んでいたときの写真をアップしてみました。1個体でも十分美しい貝ですが 撮影したときが繁殖シーズンだったようで いたるところでペアであったり 卵が産み付けられている頃の時季でした。エリアは「岬の先端」、見られた箇所は貝の仲間が多く付くヤギであったため、潜る際には 必ず 貝たちの様子を1回は見に行っていました。この日は 初めに見たときはヤギのポリプが開いておらず ツリフネもあまり近くには並んでいなかったのでスルーしたのですが 上がる間際に再度様子を見に行くと 3個体が近づいてきており ポリプもまずまず開き始めていたので 撮影モードが一気に上がり 1ロール撮影。浮上後、インターバルをとって 再度様子を見に行くと 貝たちは動きがのろいながらも かなり移動してしまっていて散り散りになっており 撮影を断念せざるをえない状態でした。
加藤 智 

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