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大瀬崎フォトグラフィー



過去の記事

3月 2007 の記事です。

07/03/28: フォト00144


60mmマクロ 1/60 f16 YS-50+YS-30 RVP100

ここのところ 外海の門下から玉崎にかけて 砂地に近いゴロタをジックリ見ながら泳いでいくと 多数のベニカエルアンコウを見かけます。大体いつも4個体程度が確認でき そのなかには かれこれ3ヶ月以上 同じような場所で見られている個体も居るほどで、ガイドネタとしてすっごく重宝させてもらっています。現在、門下ではイロカエルアンコウが人気で 週末には水中で順番待ちができるほど。その影響からか 比較的容易に確認できるベニ達にはダイバーの皆さん、あまり興味が沸かないようで プレッシャーを感じることなく悠々としていられるのかなぁ といった様子です。また 同じ外海 同じような水深でも 柵下では 今のところ1個体もベニが確認できていないといった状況、門下以上に熱心に探してはいるのですが・・・、なんとも不思議でなりません。
今回の写真は 柵下で撮影したもの。柵下は外海エリアでは 一番ウミトサカやトゲトサカといったソフトコーラルが多いエリアで とっても色鮮やかなポイント。トゲトサカからヒョッコリ顔を出して こちらの様子を伺っていたベニ君を捉えてみました。
加藤 智

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07/03/23: フォト00143


60mmマクロ 1/60 f16 YS-30+YS-20 プロビア

写真を撮ることで見えてくる被写体、というものが陸上、水中写真を問わず数多く存在します。この被写体の表現方法は撮影者の感性に大きく関わってくるもので 被写体を見たときに感じたイメージ通りに撮影できないと 見る側に自分の表現が伝わらず 撮り手の意図と見る側とにギャップが生じます。
今回は湾内でみられる イソギンチャクの仲間の中心部分を捉えたもの。自分自身としては この被写体を見た瞬間、太陽(太陽の塔?)をイメージしました。60mmのマクロレンズで撮ってみましたが これ以上近づいても太陽には見えないだろうし 引きすぎたり ワイドレンズを使用しても 自分のイメージした印象が薄れてしまって パッとしない絵になってしまうだろうと思います。
加藤 智


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07/03/18: フォト00141,142


105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 プロビア100F(共通データ)

ある冬場のナイトダイビングで ジャングルジムに産みつけられたヤリイカの卵のハッチアウトを撮ろうと 約15分程粘ってみたのですが全くハッチアウトの気配ナシ。今日も撃沈か・・・と思いきや ヤリイカの卵のすぐ横で マンリョウウミウシが産卵(交尾も?)しているシーンを発見、何も撮影できず 手土産なしで浮上せずに済みそう ということで数カット撮影。翌日 ヤリイカの卵のハッチアウト状況を確認しに ジャングルジムに再度いってみると 前日マンリョウウミウシが産みつけた卵を クモガニの仲間が 卵を切り刻んで体に付着させてました。マンリョウウミウシにとっては尊い命ですが クモガニの仲間にとっては 身にまとう洒落た衣装 もしくはアクセサリーでしかなかったようです。
加藤 智


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07/03/14: フォト00140


17-35mm 1/15 f2.8 自然光 プロビア100F

春濁りの季節が近づいてきました。現在では植物プランクトンが増えたものの まだ多少、海中は青く感じられ 透明度も6〜8mぐらいはあるので グループで潜ってもロストしてしまうような視界ではありませんが 本格的な春濁りの時での視界は 酷いときで50cmぐらいのときがあり 自分の手の先がぼんやりとしか見えないときもあります。このような日では多くのダイバーの方が1本ないし 全く潜らず帰ってしまう方もいますが 写真を撮るダイバーにとっては「春濁りでしか撮れないシーンが ようやく到来!」。このような逆転の発想ができれば 濁った海もまたフォトジェニックです。
今回は数年前の春濁り真っ只中、透明度1.5mのときに撮影したムラサキハナギンチャクの写真ですが このときは濁ってはいるものの ドピーカンの空模様だったので 比較的浅場の海中は明るく 自然光のみで撮影できました。あと 要注意事項ですが 春濁りのような視界不良の時の撮影は 被写体をあらかじめ決めておいて あまり彼方此方動き回らず潜ったほうがいいでしょう。
加藤 智
 



投稿者投稿者 fujimi  カテゴリ大瀬崎フォトグラフィー  trackbackトラックバック(No Trackbacks) 

コメント

はじごん さんのコメント

どうもです。

加藤さんのオリジナルティーに溢れた作品ですね。
外海浅場の風景写真といい、いつも唸らされています。
きっと銀塩フィルムから焼かれた作品は、味わい深いものなのでしょうね。
07/03/15 20時05分58秒

ダイバーズ イン フジミ さんのコメント

はじごんさんへ
いつもありがとうございます。実はこの写真を載せるのに チョット抵抗がありました。というのも この時季 いつもこのような視界の海だと思われてしまうと お客さんが来なくなってしまうのではないかと・・・。でも いろんな海の表情を紹介することも必要かなぁ ということで今回アップした次第です。また 今度は赤潮の時に潜って 背景が赤く染まるときに ワイド写真を撮ってみようと 今から構想中です(笑)。加藤
07/03/16 12時57分18秒
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07/03/08: フォト00139


105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 RVP100

今回は 大瀬崎では水深1mぐらいから普通に見られる ケヤリの仲間を真上から撮影した写真をアップしてみました。ケヤリの仲間ですが 色彩が豊でとっても(撮っても)フォトジェニックなのですが 不用意に近づきすぎてしますと ササッと引っ込んでしまうことも多々あり 撮影に手を焼くこともしばしばです。
個体数も多く、よく目にする生物ですが 何気なくケヤリを上から見ると 鳥の顔のように見えることが。アップした写真は そのイメージをできるだけ損なわないようにフレーミングして撮影してみたものです。
加藤 智


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07/03/04: フォト00138


60mmマクロ 1/60 f2,8 自然光 プロビア100F

水中でのマクロ撮影=ストロボを使用する という概念を打ち破り 「マクロでも自然光で写真を撮る」ということを実践してみると 撮影の幅が大きくなり 意外な発見をすることが多々あります。また 止む終えず ストロボのバッテリーが切れてしまっても 頭を使って「あきらめずに 撮影する」という行動が 撮影者のレベルアップにも つながると思います。
今回の写真は 春先に繁茂するコンブの仲間 アントクメの裏側に隠れていたヒメイカを撮影したもの、海藻の仲間を自然光で撮影した場合、海中では肉眼でみた色とは別の(海中で見たときは茶色)、海藻がもつ葉緑素のグリーン色がレンズを通して写し出されます。このときは このシーンを発見したときから 頭の中ではイメージが出来上がっていたのですが 念のためストロボ使用で数枚撮り、あと残りのフィルムで 自然光撮影してみました。マクロの自然光撮影では 露出が浅くなり 手ブレすることが多くなるので 脇を締め カメラをがっちりホールドしての撮影となります。
加藤 智




投稿者投稿者 fujimi  カテゴリ大瀬崎フォトグラフィー  trackbackトラックバック(No Trackbacks) 

コメント

まえばし さんのコメント

幻想的できれいです。
07/03/05 11時56分31秒

ダイバーズ イン フジミ さんのコメント

まえばしさんへ
コメント有難うございます。ここ大瀬崎では 春先から海藻類が繁茂して そこに隠れる生物たちの姿が見られるようになります。まえばしさんは ダイバーの方?だと思いますが 海藻類も 一年中見られるものではありませんので 機会があったら ぜひ 生物たちの「ゆりかご」を覗いてみてください! 加藤
07/03/06 17時46分03秒
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07/03/01: フォト00137


17-35mm 1/60 f22 自然光 プ゚ロビア100F

最近、クラゲの仲間やサルパを多く見かけるようになりました。水の冷たい時季は、魚達の数が減り ウミウシの仲間が増え始めるため どうしてもマクロ中心のダイビングになりがちですが 近頃では 何気なく中層や水面を見上げると おびただしい数のカブトクラゲが漂っていることもあり、安全停止中でも十分楽しめ 中途半端にフィルムが残っているときには もってこいの被写体として撮影の相手をしてもらってます。クラゲの仲間が冬場に多く見られるときは 深海性の生物が混じって浮遊していたり、特に5月初旬のGW時季に多く見られる時は、クラゲに混じってキアンコウの幼魚が姿を現すなど、冬から春にかけて無数のクラゲが見られるときは 深場の生物たちの出現が期待できる時、また ご存知の方も多いと思いますが ダイバーに人気の「マンボウ」が クラゲを食べることもあり、まさにクラゲの大量出現は 普段見られない生物を呼び込んでくれ 出会える確率が高くなる前兆といえます。
今回アップした写真は 数年前に門下で撮影したときのもの、このときはマクロで スミゾメミノウミウシの産卵シーンを1ロール撮り、浅場に戻って安全停止をしているときに 中層にアカクラゲが漂っているのを発見。できるだけレンズの絞りを絞って 水中に入射する太陽光の射光線をいかそうとおもったのですが 撮影した時間が昼近くだったため 思うように射光線を取り込めませんでした。 
加藤 智

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