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平電機新聞

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April 2013 の記事です。


前回NHKの「メイドインジャパン 逆襲のシナリオ」と言うテレビ番組について書いてみましたが、今回は本のタイトル「2013 メイドインジャパンの大逆襲」について書いてみたいと思います。

この本はNHKの「メイドインジャパン 逆襲のシナリオ」の事も書かれていたことからNHKの番組以降に出版された本です。信州大学経済学部教授の真壁昭夫氏が書かれたこの本には日本企業が陥落した原因が書かれています。

ご存知のように資源の無い日本では材料を輸入しそれを加工して海外に輸出して成功をおさめてきました。実際イギリスのエコノミストと言う雑誌に「The Sun Rises」と言われたほど1980年代の日本はすごい物がありました。それが今は見る影もありません。なぜでしょうか?



真壁氏の分析では様々な理由がありますが、一つは政治力があると思われます。私も前から不思議だったのですが、今のコンピューターには「インテル入っている」と宣伝でもお馴染みのインテル社のCPUが入っています。まるでCPU=インテル社と言わんばかりのシェアだと感じます。これは実は1980年代の日本の好景気時代に日米貿易摩擦で怒ったアメリカが1985年日米半導体協議を行った結果、日本は事実上CPUから手を引かなければならなくなったと言うのです。

日本はDRAMと言う汎用性の高い半導体しか製造できなくなり、韓国や台湾の猛攻撃にさらされた事により今の日本のDRAM産業は風前の灯となっています。これは日本政府の外交に問題があるのは明白です。



さらにアメリカがインテル社を押したように、韓国も家電関係ではサムスン社やLG社を、車では現代自動車を国をあげて海外で成功させてようとしていますが、日本は特定の企業のアピールは非常に弱いと言わざるをえません。

日本企業がこのような状態になった原因は国民性の違いにもあります。例えば今やスマートフォンをアップル社と二分する韓国では、徴兵制度があるように今も戦争を念頭に置いて生活しています。軍事的にも経済的にも負けたら国が無くなると言った概念から経済成長も貪欲に国をあげて推し進めています。今の日本で貪欲に成長しようと考える人々はいったい何人いるでしょうか?

同じような事が台湾にも言えます。台湾の人口は2300万人と内需だけでは生きていけない国です。韓国もそうですが、人口が少なく内需だけでは難しいと考えると世界を相手に戦う術を持たなくてはなりません。台湾で急成長している鴻海科技集団(フォックスコングループ)は時代の先端企業の下請けをしながら技術力を高めてきました。かつては日本の電機メーカーの下請けをし、今はアップルの下請けをしています。世界を見据えての事業を考えているので世界で一番旬の企業と接する姿勢は日本企業も見習わなければなりません。

日本企業を窮地に追い込んでいるのは中国企業の台頭もあります。この13億人と言う大国は昔から大規模な国とり合戦を繰り返してきました。今やらなければ明日が無いと言ったハングリー精神の塊の様な国です。ウサギとカメの童話のようにもともと技術的にリードしてきた日本は技術にあぐらをかき消費者のニーズに沿わないガラパゴス化の製品を世に出したりしています。技術的に追い抜かれる日も近いかもしれません。

真壁氏の意見では日本企業の一番悪いところは経営力が無い事だと言っています。強力な意思決定ができない経営者は臨機応変に対応できず、この荒波の世の中を生き残れないのが現状のようです。私も経営者として耳が痛いところです。生物学では強くて大きい生物が生き残るのではなく、環境に一番適合している生物が生き残ると言われています。会社も同じではないでしょうか?



日本が復活するには「現場力」だと真壁氏は言います。言い換えれば日本が得意としている微細なモノづくりと高度な組み合わせ力をうまく使いイノベーションを起こすことだと言います。あのiPhone5の部品の50%が日本企業の部品で作られている事でもわかるように日本の技術はまだまだ凄いといえます。その「現場力」を活用し日本企業が復活できるように祈ります。



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先日、当社の食堂のテレビが故障したので、新しいテレビを家電量販店に買いに行きました。今まで使っていたテレビ画面の大きさから、同じ32型のテレビで一番壊れにくいテレビをくださいと言うと日本の某有名S社製を勧められました。LEDタイプで省エネであり、S社製だとさぞ高いと思えば、たったの3万5千円でした。

私はその値段にびっくりしました。私が5年前に買った20インチのテレビは当時まだ薄型テレビが流行りだしたころだったので、10万円はしました。それが今はこんな大きなテレビがたったの3万5千円です。こんな商売をしていたらS社の倒産話も頷けます。たぶん、作っても作っても儲からないでしょう。

これは決して他人事ではありません。当社の製品もテレビ等の家電に使われているからです。材料費が上がっているのにコストダウンの要求は年々厳しくなります。このままだと日本企業のほとんどがコストダウンの波にのまれて無くなるでしょう。そこで、私はマーケティングを勉強しようと思い、「100円のコーラを1000円で売る方法」と言う本をよんでみましたので、今月の平電機新聞ではマーケティングについて書いてみたいと思います。

私は、マーケティングについて素人ですので難しい教科書は理解できません。この「100円のコーラを1000円で売る方法」は物語になっていて、マーケティング素人の主人公がマーケティング手法を勉強しつつ製品を企画・販売する事が書かれています。

この本の著者である永井孝尚氏によると日本の企業は高い技術力があるのに安く物を売らなければならないジレンマに陥っていると言います。その最大の理由は「カスタマー・マイオピア」と言う悪い意味でのお客様中心主義です。日本ではよく「お客様は神様です」と言ったように顧客を大事にする風土がある国です。お客様の要望は何でも聞こうと言う勤勉な姿勢は良い部分もあるのですが、何でもかんでも要望を聞き入れてしまうと逆に顧客は離れます。真のマーケティングはお客様の気づかない課題を考え、それを解決する提案をする事だそうです。

そう言えば以前アップルの創業者のスティーブ・ジョブズが「僕は自分が欲しい物を知っているし、みんなが欲しい物を知っている」言っていました。アンケートでこんなコンピューターが欲しい、あんなコンピューターが欲しいと言った市場のニーズを無視し製品を作り爆発的にヒットしたのがiMacです。ジョブズはマーケティングの本質を知っていたのかもしれません。

ブルーオーション戦略の話も面白かったです。例としてあげていたのはキシリトールガムでした。フィンランド生まれのこの甘味料は虫歯予防に役立つと言われていますが、発売当初は値段も高く知名度も無いのであまり売れていなかったそうです。ちょっと変わった甘味料のお菓子と言った位置づけだと競合がたくさんいるレッドオーションと呼ばれる市場で戦わなければならず、今のように売れなかったでしょう。そこで知名度を上げるべく歯医者さんと組んで虫歯になりにくいガムとして宣伝しました。



でも考えてみてください。虫歯にならないと歯医者さんは仕事になりません。なぜキシリトールガムを売っているのでしょうか?それはキシリトールのメーカーの戦略で歯医者=虫歯だった常識を歯医者=虫歯予防といった常識にしたことが相互の利益を生むことになったのです。虫歯の人口など所詮10%くらいです。後の90%は歯医者にとっては顧客では無かったのです。それを歯医者は虫歯予防のために行くものだと言った宣伝をし新しい市場を作った事により歯医者に喜ばれ、その虫歯予防の一環でキシリトールガムを宣伝したことでキシリトールの知名度も上がったのです。まさにWin Winのすばらしい戦略と言えます。

コストを下げる点もこの本では言っています。コストを下げていい企業はその市場のシェアトップ(市場リーダー)だけだそうです。一番シェアを握っているからコストを下げても利益がでるのです。業界2番手や3番手がコストを下げたら、コストダウン競争で必ず業界1番手に負けるそうです。つまりほとんどの企業はコストダウン合戦をしてはいけないことになります。ではどうするか?それはこの本のタイトルのように100円のコーラを1000円で売る方法を見つけることです。つまりバリューセリングです。

量販店で100円で買えるコーラは高級ホテルのルームサービスでは1000円します。コーラと言った液体は同じですが、1000円の方はサービスや演出と言った付加価値がついているから高く売れるのです。



今まで我々中小企業はマーケティングなど考えずにお客様の要望通りの事を行ってきました。品質も上げて価格も下げました。でもそれでは駄目な時期に来ているのかも知れません。これからは我々中小企業もマーケティングを勉強する必要があるようです。



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最近数回にわたり日本の将来は決して明るいものではないと書いてきました。現在が一時的に不景気なのか、将来も不景気が続くのかは人によって意見は分かれると思いますが、不景気でも不景気でなくても大丈夫と言う戦略をとっている株式会社ヤマグチについて今月の平電機新聞は書いてみたいと思います。

先日、株式会社ヤマグチの山口社長様のご講演を拝聴してきました。今までテレビや雑誌などで紹介されている会社なのでご存知の方々もいらっしゃると思いますが、ご存じない方のためにどのような会社か書かせていただきます。

株式会社ヤマグチは東京にある家電販売店です。ぞくに言う「町の電気屋さん」です。皆さんの町にもPANASONICの看板を掲げた町の電気屋さんはあると思いますが、儲かっているかどうかと聞かれたら、厳しいのが現状ではないでしょうか?今、家電は大型の家電量販店が定価の何十パーセント引きで販売していますし、ネットなら日本中で一番安い店だって探せます。そんな中、株式会社ヤマグチは10年連続黒字経営をしているそうです。その秘密はどこにあるのでしょうか?



今から47年前に電気屋を開業した株式会社ヤマグチは東京の町田で経済成長の波にのり十数年前までは順調に営業できていました。しかし15年前に町田市に家電量販店ができ始め売上はどんどん落ちていきます。家電量販店もノジマ、コジマ、ヤマダ電機、佐藤無線、ヨドバシカメラなど6社がしのぎを削る激戦区となりました。

家電量販店は商品を大量に家電メーカーから購入するので購入単価も安く抑えられます。また、粗利は15%でも良いと言う考え方から薄利多売経営をしているので、到底コストではたちうちできません。ちなみに普通の町の電気屋さんの粗利は25〜26%で、これより利益が少なくなるとやっていけなくなるそうです。

今の町の電気屋さんは人数も多くて4〜5人でやっているので、家電修理や取り付け仕事がくればそれなりに生き残れるようです。しかし、良いのか悪いのか株式会社ヤマグチはでは40人規模の会社となっていたため、町の電気屋さんの戦略(家電の修理・取り付け)はとれず、また家電量販店のようにコストを安くする戦略もできない中途半端な状態だったと言います。

この時の事を山口社長は「眠れない日々」と仰っていました。このような経験は中小企業の社長様なら皆様経験されていると思いますが、本当に眠れないのです。酒を飲んでも酔えない状態です。この様な日々を2〜3年経験した後に山口社長は新しい戦略を打ち出しました。それは粗利を35%に上げることでした。



安売りのこの時代に粗利を上げると言うことは他社より家電を高く売る事になります。実際株式会社ヤマグチの家電は家電量販店より5〜10万円は高いそうです。ではなぜ売れるか?それは付加価値にありあす。



山口社長から頂いた名刺には「そのお困り事ヤマグチがやります。」と書いてあります。「ヤマグチの裏サービス無料」とも書かれています。花の水やり、留守番など家電とは全く関係ない事でのサービスの他に家電の使い方の説明などの通常の電気屋さんでやるサービスもしています。凄いのになると毎週顧客訪問して韓国ドラマの予約をするサービスまで無料でやります。



このサービスは高齢者に大当たりしました。家電の操作は年々複雑になり訳が分からなくなっています。そこの面倒をみるサービスは好評です。さらに定期的に訪問して顧客の安否の確認からいろいろな家電とは関係ないサービスまでやるので、家電が他店より10万円高くても売れるのです。

我々製造業は円高やグローバル化によりコストダウンが常に付きまといます。しかし、日本でモノづくりをしている限り限界があり、中国や東南アジアより安くすることは非常に厳しい状態です。日本でモノづくりをするのであれば株式会社ヤマグチに学ぶことは大きく、安売りで生きる戦略を見直さないといけない気がします。



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東日本大震災から1年以上経ちました。復興が進み見違えるほどよくなった場所もあれば、まだまだ痛々しい場所もあるようです。この復興にはたくさんのボランティアの方々の力があったと言います。今月の平電機新聞ではボランティアについて考えてみたいと思います。

社会福祉法人全国社会福祉協議会のデータによると、2011年3月11日から2012年2月11日までに震災にあった岩手県、宮城県、福島県には合計92万6千人以上の方がボランティア活動に参加したと言われています。一年のグラフをみるとやはり震災直後からゴールデンウィークにかけてが参加人数のピークであり、その後、少しずつ減っています。

このような震災などの天災の時にお互い助け合うことはもちろんですが、普段でも皆さんはボランティア活動をおこなっていますか?実は私はボランティア活動を今までいろいろしていて、その一部を今回ご紹介したいと思います。

そもそも私がボランティア活動をしようと思ったきっかけは大学時代にとった授業にさかのぼります。私は分子細胞学を大学で専攻しましたので、生物学を多く学びました。その一つに「エイズ学」の授業がありました。簡単に言うとHIVウィルスを分子レベルから学び、現在の治療法や問題点などを勉強する授業です。その授業の一環で十数時間のボランティア活動が義務づけられていました。つまり、教科書で勉強するだけでなく、現場を知ることも重視していたのです。ボランティア先は幾つか候補があり、病院などもありましたが、私は「Needle Exchange Program」を選びました。



「Needle Exchange Program」とは針を取り換えてくれるプログラムと言う名の通り、麻薬中毒者が使用する注射針を新品と交換するNPO法人です。麻薬中毒者は注射針を仲間内で使い回すことから、使用済み注射針についている微量な血液からHIVウィルスに感染するケースが多数あります。ならエイズを広めないために無料で新品の注射針を提供しようと言うわけです。

このプログラムはアメリカの中でも倫理的にどうか?と言った声が高いのですが、このプログラムの創始者は麻薬をやめてもらう前にエイズを広めない方が先と考えたのです。ここでのボランティア活動は使用済みの注射を消毒することでした。今思えば、学生にそんな危ない事をやらせる事自体どうか?とおもいますが、教科書だけではわからない現状を勉強させてくれるボランティア活動は私には新鮮に映りました。

その後数々のボランティア活動を経験します。海洋哺乳類学に興味を持った時には、モントレー湾水族館でガイドのボランティアをしました。この水族館はビルクリントン元大統領や俳優のニコラス・ケイジなども来ることで有名で、モントレー湾の縮図がこの水族館からわかります。私はここで2年くらいガイドをしました。普段は英語でガイドをするのですが、観光シーズンには日本人もたくさん来るので日本語でのガイドもしました。

近くの病院でもボランティアをしました。私がボランティアした場所は「OUU」と言う、がん患者専用の化学療法外来です。もちろん医療行為などはできないので、活動内容は毛布や枕をもってきたり、嘔吐しそうになる患者を介護したり、食事を運んであげたり、と言った医療や看護ではなく、介護を行っていました。ここも2年ほど活動しました。



他にも多数ボランティア活動を行いましたが、始めの「Needle Exchange Program」以外は授業で決められたわけではなく、私が自発的に始めたボランティア活動です。

ちなみにアメリカでは非常に多くの人がボランティア活動をしていると感じました。水族館では200人の職員と600人のボランティアにより水族館が運営させていましたし、病院もボランティアの人数が非常に多かったです。普通の社会人もいますが、多数は学生と高齢者でした。アメリカでは学生にボランティア活動をさせて社会貢献する事を勉強させ、仕事を退職した後も社会に奉仕する精神があるので、ボランティア活動をするのです。

仕事とはただ単にお金を稼ぐことではなく、社会貢献することだと当社では考えます。良い品質の製品を社会に提供し社会貢献することはもちろんですが、それ以外に平電機では環境美化運動として会社のまわりだけでなく工業団地内のゴミ拾いなどを定期的に行っています。お仕事をしているとなかなかボランティア活動をするのは大変ですが、是非皆さんもボランティア活動をすることで社会に貢献してみてはいかがでしょうか?



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先日ふとした書店で「プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!」と言う本を立ち読みし、あまりにも面白かったので購入しました。今月の平電機新聞はこの本について書いてみたいと思います。



昔、アメリカン・ドリームと言った言葉がありました。実力次第で成功をおさめることができる国、アメリカで無一文からスタートし、成功した人々は多数いるでしょう。しかし、国として成熟したアメリカでは最近アメリカン・ドリームと言った言葉は聞きません。

では、未だに急成長している中国はいかがでしょうか?確かに中国はものすごい勢いで伸びていきますが外国人が無一文で成功するチャイナ・ドリームは一般的ではないかもしれません。

今はどの国にドリームがあるか?それはアフリカなのかもしれないと、「プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!」を読み思いました。この本は41社のグループ企業のトップまでのぼりつめた石川直貴社長が自分がアフリカで成功するまでを書いた実話です。



この石川氏は今現在31歳とまだ非常に若く、この本を書いた時は29歳と30歳前だったそうです。そんな若い人がどうやって成功したのでしょうか?

まず、石川氏は沖縄のそんな裕福な家に生まれたのでない人でした。高校までは地元に進学し、将来は公務員にでもなって歴史を研究したいと考えていたそうです。しかし、経済的な理由から日本の大学にはいかず、韓国の大学へ進学しました。

韓国の大学は世界中からいろいろな留学生が来ていて、学校の事業以外からいろいろな事を学んだそうです。ある日、アフリカからの留学生が韓国の中古車(現代)を6万円で購入し、それを本国に送ったところ5倍以上で売れたと言った事をきっかけに、大学に在学中でありながら本格的にビジネスをやろうと考えました。

怖いもの知らずの若者たちが数人集まり、なんと自分たちの大学の授業料100万円を元手にアフリカのアンゴラへ中古車を輸出することを考えます。アフリカのアンゴラからの留学生のお父さんが日本で言う警視総監だったため、必ずうまく行くと考えビジネスをスタートさせました。



しかし、現実は苦難の連続で当初は韓国で中古車を購入してから3週間後には中古車の代金が入ってくるはずだったのが、運送がうまく行かなかったりして授業料未納で大学を退学させられそうになるリスクまで背負い込みました。簡単ではなかったのですが、何とか100万円の元手が320万円になり、これはいけると踏んで在学中に輸出を繰り返し、3000万円の利益を上げたそうです。

在学中のこのビジネスはうまく行きましたが、当然ライバル会社も増えてきておいしい仕事ではなくなったので、アンゴラへの中古車ビジネスは大学卒業と同時に辞めました。

韓国の大学を卒業し日本に戻ってからは仕事につかず、2年くらいブラブラしていたそうです。つまりプータローですね。そのころ韓国の大学の同級生と企業する事を思い立ち、またアフリカ相手に今度は日本の中古車を売るビジネスを始めるのです。

場所はタンザニアと言う東アフリカの国を選びました。特に今回は協力なコネ(在学中のビジネスのように警視総監の息子など)があったわけではないのですが、アフリカの文化例えば北アフリカはイスラム圏で外国人が成功するのは難しいとか、西アフリカの車は左ハンドルとかなどの文化的要素を考慮し、消去法でタンザニアに決めたようです。

タンザニアは在学中のビジネスと違い非常に苦労したようです。手持ちの金が4万円しかなくなり、もうだめかもしれないとあきらめた時に知り合いや友人から助けてもらい、何とかビジネスを軌道に乗せたそうです。その後いろいろな人と出会い、助けられながら今では年商300億円のグループの総帥となり大手企業がアフリカに進出する時は常に話がくるまでになっているそうです。

この本を読んで私が感じたことは、人生は「トライ・アンド・エラー」で行く事が大事だと思いました。アフリカでビジネスをすると言うことはどんなに日本で情報を集めても時間と金の無駄だと石川氏は言っています。まず行動してみる、そして失敗したら臨機応変に対応する。日本でのビジネスも同じではないでしょうか?失敗を恐れていては何もできません。まずは行動する。人生の教訓にしたいです。



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平電機は日本の数々のメーカーに愛されています

平電機は商社ではなく、電気接点の製造メーカーです。材料から一貫して製作を行っているので低価格に抑えることができ小ロットから量産まで可能です。お急ぎの場合は、短納期で納品いたします。ご相談下さい。またメーカーならではのサポート、ご提案が可能です。

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