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平電機新聞

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August 2013 の記事です。


最近は梅雨に入りジメジメした日々が続いています。梅雨と言えばアジサイにカタツムリを思い浮かべる人は多いでしょう。このカタツムリが凄い能力を持っていることを皆さんご存知でしょうか?今月の平電機新聞ではネイチャーテクノロジーについて書いてみたいと思います。



カタツムリは巻貝の仲間で殻を持って陸で生活しています。私たち人間と同じように陸で生活しているので、排気ガスや泥、埃、黄砂など様々な汚れに接しているわけです。我々の車は外に置いておくと埃だらけになりますが、カタツムリの殻が汚れているところを見た時があるでしょうか?実はカタツムリの殻には汚れが付着しにくいのです。

殻の主成分はタンパク質とカルシウム、そしてある種のカタツムリは乾燥剤でもよくつかわれるシリカの層を殻につけています。乾燥剤でつかわれるのでお分かりでしょうが、シリカは水分を集める働きがあります。このシリカは二酸化ケイ素と呼ばれ地球の地殻にたくさんあるので、成分が特殊ではありません。その構造が特殊なのです。

カタツムリの殻を電子顕微鏡でみると小さい溝がたくさんあります。溝があれば平な面にくらべ表面積が増えます。表面積が増えると水がくっつきやすくなり、雨が降っていなくても空気中の水分を殻の表面にまとわすことができます。つまり殻の外側に常に水のコーティングがされているのです。



水のコーティングをされていると頑固な油汚れもへっちゃらです。ためしに油性のペンで殻に落書きしても、油と殻の間に水が入っていますので、水洗いするだけでアッと言う間に汚れが落ちます。

この構造に目を付けたのが日本のタイルメーカーのINAX社です。タイルの表面にシリカの微粒子を吹き付け人工的に小さい溝を作ったのです。このタイルは水だけで汚れが落ちるので今では建物の外壁などで使用されています。将来もしかしたら洗剤が必要ない時代が来るかもしれません。

自然のテクノロジーが非常にすぐれているのは何も今に始まったことではありません。皆さんもそこらじゅうで目にするマジックテープも元々は植物から考案されました。

最近舗装された場所が多くなりましたが、山へいくと雑草がたくさん生い茂っています。この雑草の中を歩き回るとズボンや靴下にオナモミやゴボウなどの種子がくっつきます。これらの種子をぞくに虫ではありませんが「くっつき虫」と言われています。くっつき虫は植物が種子を動物などに引っ付かせて遠くで自分の子孫を増やそうとした進化だと言われています。



これをみたスイス人のジョルジュド・メストラル氏がシートでくっつき虫の構造を作ったら、簡単にくっつけたり剥がしたりできる製品ができるのでは?と考え、1955年にナイロンで疑似くっつき虫を作り出します。これが世界的に広がり、今では靴や鞄をはじめありとあらゆる所で使用されています。これも自然のテクノロジーなのです。

近年は中国の低価格製品に日本企業が苦戦させられています。日本の技術は凄いと言われていますが、ヒット商品がなかなか出ないのも原因の一つではないでしょうか?

スマートフォンはすでにアップル社かサムスン社に市場がとられ、コンピューターでは中国や台湾の企業にいいようにやられています。



ヒット商品を作るのには何もとんでもない物を考え出す必要は無いと思います。ネイチャーテクノロジーのようにその辺の生物から学ぶべきことは山ほどあるのですから。「灯台下暗し」で身の回りからヒントを得る事が今の日本には必要かもしれません。



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最近本屋に行くと百田尚樹氏著の「海賊と呼ばれた男」が平積みされています。これはあの石油で有名な出光の創業者である出光佐三氏の生涯を書いた小説です。今月の平電機新聞では出光佐三氏について書いてみたいと思います。

出光佐三氏は明治18年に福岡県宗像市で生まれました。8人兄弟の3番目で父は染料に使われる藍玉を仕入れ販売する問屋を営んでいました。家は当時裕福なほうだったので神戸高商、現在の神戸大学を卒業しています。その卒業論文では石炭について書いており、現在でもその論文は保存されているそうです。

石油は当時はまだまだ一般家庭に広まっておらず石炭が全盛期の時代でした。石油の問題点は掘るのにコストがかかり、液体のため貯蔵も大変なため当時の石油会社でさえ石炭に取って代わる燃料とは考えていなかったといいます。その時代に出光氏は石炭の問題点(埋蔵量に限りがある、日本の石炭は露天掘りができないでのコスト面で海外に負ける等)を卒論で書き、今後は石油の時代がくると予想します。



大学を卒業した出光氏は2年ほど神戸の従業員数人の機械油と小麦粉を扱う商社に入りますが、父親の事業失敗のため自分で独立することを決意し、機械油の問屋を九州北端の町門司(もじ)で開業します。今でこそ出光は大企業ですが、身内で始めた商社は当時25歳の出光佐三氏が朝から晩まで働いても赤字続きだったと言います。

当時石油製品は灯油がメインで使われていましたが、灯油はすでに仕入先の日本石油が販売問屋を決めていて、新参者の出光商店では下火と言われている機械油しか販売させてもらえませんでした。さらに日本石油では最低価格を決めており、地域ごとに販売問屋をきめていたため売り上げを伸ばすのは至難の技でした。

そこで出光氏は考えます。どうやったら機械油を買ってもらえるのか?お客さんとしては価格もほとんど同じなら以前のなじみのところから仕入れます。問屋ですので仕入れてそれを売るだけですから訪問販売等のサービスがあったとしてもなかなか販路拡大は厳しいです。そこで油の調合を考え付きます。

当時機械油は、重い機械の潤滑油と軽い機械の潤滑油は同じ製品を使っていました。潤滑油の性能が大きく仕事に左右する会社では性能が良い海外製の潤滑油を使用していましたが、価格が高かかったため、お客さんが満足する性能の機械油をブレンドし価格を海外製よりも安くすると言った商法を考案します。

そこで目をつけたのは漁船の燃料です。当時は燃料といえばガソリンか灯油でしたが、もしこれが安い軽油を燃料として使えばコストダウンになると考えました。そこで漁業関係者に安い軽油を燃料として使ってもらうことを提案し、実験の結果安い軽油でもエンジンに問題が無いことを証明し軽油を大量に販売することに成功します。

その後、出光氏は満州に進出します。満州の最大の会社満州鉄道へ車軸油を売ることを考えるのです。満州鉄道は当時アジアで最大級の会社です。今も昔も同じですが、大企業は中小零細企業など相手にしてくれません。しかし不屈の精神で出光氏は自分がブレンドした油が海外性より品質が良いことを証明します。もちろん値段は海外製より安く満鉄に口座をもうけることに成功します。

これを期に海外進出に力をいれます。日本では縄張りや最低価格などがうるさく自由に商売ができません。そこで満州、中国、東南アジアなどに支店を増やし海外展開をしていきます。第2次世界大戦中は社員も多数徴兵されましたが、日本のため、また支店を出している現地の人のために従業員は他社の2倍以上働き石油製品を供給し続けました。

しかし1945年に終戦を迎え、海外の支社や資産はすべて失いました。その状態でも出光氏は従業員を解雇することなく事業再会に動きます。ただ、アメリカの占領下にあった日本では石油は自由に扱える商品ではなかったので、それこそ何でもやったそうです。農業、漁業、ラジオの修理業。

その後、石油が自由に扱えるようになってくると、良い石油を日本国民に安く供給するために、当時石油を牛耳っていたセブンシスターズと言われる海外の7社と戦います。敗戦後の日本は品質の高い石油を世界水準より高い値段で購入していました。それはセブンシスターズの策略でした。そこでセブンシスターズの息のかかっていない石油を探します。

それが当時日本と国交正常化がまだ行われていなかったイランでした。イランはイギリスの石油会社(イギリスの資本が入った会社で、セブンシスターズの一員)ともめていたために経済制裁を受けていて石油を販売できずにいました。

そこで出光氏はイギリス海軍と戦うかもしれない危険を冒しながら自社のタンカーをイランへ派遣し無事品質の良い石油を日本に持ち帰るのです。それにより日本はセブンシスターズに牛耳られること無く国際社会でも競争力が持てる国になったのです。

出光佐三氏は「士魂商才」の経営者といわれています。武士の精神と商人の才能と言うこの言葉は「商売はお金儲けだけのためにある」と言う考えの人々とは明らかに違うアプローチでの経営を考えています。出光氏の生涯を書いたこの小説を読んでみると苦労の連続です。しかし「士魂商才」の経営でこれらの困難を乗り越えていきます。現在のわれわれ日本の中小企業も困難の連続ですが、出光氏の精神でこの時代を乗り越えたいと感じました。



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皆さんリサイクルをしていらっしゃいますか?ご家庭でも会社でもゴミの分別はしていると思いますが、我々人間が行っているリサイクルなど生物からみるとまだまだ甘いようです。最近経済的な話が多かったので今月の平電機新聞では環境について書いてみたいと思います。

私が凄いリサイクルだと思うのはサンゴです。サンゴはサンゴ礁などをつくりだす動物なのですが、普段は植物のように太陽の当たる場所に繁殖します。その理由はサンゴの中には褐虫藻と言われる植物プランクトンが住んでいるからです。

このサンゴと褐虫藻の関係は非常によくできています。サンゴはイソギンチャクの仲間ですが、石の家(炭酸カルシウムの家)に住んでいます。その家に褐虫藻も住まわせるのです。人間の世界でいえばサンゴは大家さんと言ったところでしょうか?



この石の家に住まわせてもらっている褐虫藻は家賃を払います。褐虫藻は植物プランクトンですから光合成を行います。光合成では糖分(でんぷん)ができます。そのでんぷんの約9割を家賃としてサンゴへ供給するのです。でんぷんは我々ではお米に置き換えられます。やっぱりおかずが欲しいですよね。サンゴは褐虫藻からおかず?と言うか副食として必須アミノ酸を補給してもらいます。タンパク質をつくるには必須アミノ酸が必要だからです。



さらにサンゴは動物ですのでゴミ(排出物や二酸化炭素)がでます。そのゴミも褐虫藻は引き取ってくれるのです。収入(光合成でできたでんぷん)の90%をおさめ、さらに「おかず」もあげ、さらにゴミも捨ててくれる。ここまで聞くとサンゴは悪徳大家みたいに思われます。しかし、サンゴも頑張っているのです。

サンゴは海中のカルシウムと炭酸ガスを合成して炭酸カルシウムと言う家をつくるのですが、光合成する褐虫藻のために日当たりが良いところに家を建てます。その姿は光合成を行う木や葉っぱに似ています。動物であるサンゴは木や葉っぱの形に家を建てる必要ありません。褐虫藻のために建てるのです。

さらにゴミと言われる排出物にはリンや窒素が含まれています。植物を育てている方はお分かりだと思いますが、植物には肥料が必要です。その肥料は窒素、リン、カリウムなのです。カリウムは海水にたくさんありますので、窒素、リンが必要となります。つまり褐虫藻がゴミを引き取ってくれるのは、言い換えればサンゴがゴミを供給しているのです。

二酸化炭素も同じです。光合成には二酸化炭素が必要です。サンゴが排出した二酸化炭素を活用し酸素とでんぷんを褐虫藻がつくります。サンゴはその酸素とでんぷんを家賃としてもらうのです。

さらにサンゴは収入の1%しか自己の成長に使いません。残りの半分は自分の維持ですが、他は粘液を作るのに使います。粘液はサンゴと褐虫藻の表面を覆うのですが、これは海中のゴミがサンゴの表面について埃だらけになると光合成ができなくなるからです。粘液をつねに新しくして光合成を助けます。また紫外線対策の物質をサンゴがつくり褐虫藻の日焼け対策(紫外線によるダメージ軽減)をします。サンゴも頑張っているのです。



あまり知られていませんが、海水魚の種類のうち3分の1はサンゴに住んでいます。世界の漁獲対象の10%はサンゴ礁に住んでいます。しかし、サンゴの4分の3は絶滅寸前だと言われています。

ある人がサンゴが我々に与えるサービスをお金で計算しました。漁業として年間100億円、レクレーション(リラックス効果等)で2400億円、防波堤として80〜800億円もするそうです。我々は凄いサービスを受けておきながらお金を払っていないのです。

当社はISO14001を認証取得しており、環境に配慮した活動をしております。リサイクルもその一つです。しかし、我々人間が行うリサイクルはまだまだ完璧とは程遠く、サンゴと褐虫藻のような究極のリサイクルまで行っていません。我々は将来のためにもっと環境に配慮しなければならないのではないでしょうか?



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最近円安が進み海外輸出企業の活力が湧いてきた感じがします。今やグローバル社会と言われるほど市場は海外規模で考えなくてはならない時代になっています。そんな中、田村耕太郎氏の「君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?」と言う本を読みましたので、今月の平電機新聞ではこの本について書いてみたいと思います。

この本を一言でまとめると「準備をしよう」と言う事です。何事も準備が大事であり、準備無くして世界では戦えないと言う事を著者は言いたいようです。日本には古来より「言霊」信仰があり言葉を発してしまうとそれが現実になると言う考えがあります。

この「言霊」信仰は別に悪い事でも何でもないのですが、いつからか悪い事や最悪の事を考えると悪い事が起きてしまう。つまり悪い事を考えるイコール悪い事を期待することになるから考えるのをやめようと言った間違った考えが広まっている感じがします。



最悪の事態を考えると「縁起でもないことを言うな」と言った雰囲気になります。しかし、危機回避の観点からは最悪の事態を考え準備していく事は不可欠となります。大地震が起こるかもしれない。津波が来るかもしれない。などは最悪のシナリオを考え準備をしておかないと、もし起こったときに大被害となります。

経済も同じです。円安になりこのまま景気が良くなると期待するのは良いですが、最悪の準備は常にしないと世界では通用しないと田村氏は言います。もちろんこれは企業だけの話ではなく一個人でも同じです。今や将来現役で仕事をしないと生きていけない時代です。年金などの社会保障は年々悪くなり、「60歳で定年、その後は悠々自適」は夢のまた夢となっています。

一生現役を考えるならどう準備をするのか?まずは考え方を変えることが大事です。「時は金なり」と言った諺がありますが、海外で通用する人ほどそれを常に意識しています。自分の給与から時給を出し、その分の仕事をしているかどうかを考える事は仕事では不可欠です。自分の能力が自分の給与より少なければ、会社は当然赤字となります。普通の会社ではそのような人はまっさきにリストラ対象となります。



タイムコスト意識はプライベートでも考える事が必要だと田村氏は言います。仮に時給が1,000円の人の場合、飲み会に誘われズルズルいるのではなく、飲み会3時間なら3,000円、さらに飲み会代が5,000円なら、その飲み会にいく事により8,000円費やしていることになります。それは自分にとってプラスなのかどうか考えるのです。

その飲み会で8,000円分の人脈ができるのか?出会いは有るのか?または、8,000円分のストレス解消になるのか?自分にとって2,000円分くらいの価値しか無いなら行かない方がマシです。ストレス解消が目的なら足つぼマッサージに行った方が良いかもしれません。タイムコストを考える事は自分が老後まで仕事ができるかどうかの準備の一つなのです。

他にも田村氏は情報収集も必要だと言います。自分の仕事が将来もある仕事なのか?成長分野なのか?成熟分野なのか?一時的なのか、永久なのか?全てにおいて情報を元に判断しなければなりません。何も考えずにただある仕事をこなしていると企業としても個人としても長くは働けません。

その情報収集方法も工夫しなければなりません。日本のメディアだけに頼ると世界の動きが分かりません。私は海外で十数年生活していましたが、日本に帰ってきて驚くのが日本のニュースはどの局でも同じ時間に同じ事を放送していると言う事です。テレビで○○殺人事件をある局がやっていると他の局も同じ時間帯で○○殺人事件をやっています。日本は横並びが好きな民族性はわかりますが、情報量としては限られてしまいます。

そこで海外のニュースを見て情報を集めることが重要となります。今はインターネットでいろいろな国のニュースが見えます。英語が分からなければページを丸ごと翻訳するサイトもあります。それらを活用し世界の動きを知ることが重要なようです。

その他もいろいろ準備する事が書かれていましたが、最重要な準備は「健康」です。「人生最大の財産はなんといっても健康である。」とこの本には書かれています。どんなに知識があろうと、お金があろうと健康でなければ人生は楽しめません。当然仕事もできません。体を鍛え、睡眠をとり、良い食事をする。当たり前ですがもっとも重要な事です。

この本を読み「準備」が何より大事だと痛感しました。そして準備をすれば企業として、個人としてこの先も生き残れると確信しました。「備えあれば憂いなし」我々に今一番必要な事かもしれません。



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平電機は商社ではなく、電気接点の製造メーカーです。材料から一貫して製作を行っているので低価格に抑えることができ小ロットから量産まで可能です。お急ぎの場合は、短納期で納品いたします。ご相談下さい。またメーカーならではのサポート、ご提案が可能です。

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