報知新聞社後援 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝・復路)(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)

 東京国際大は3年連続4度目の箱根路で「初のシード権」をガッチリとつかんだ。往路3位、復路6位、総合5位はいずれも同大学史上最高をマークした。2年連続で10区を務めた主将の内山涼太(4年)がゴールすると、2011年に創部時からチームを率いた大志田秀次監督(57)は「ずっと攻めるレースができた。目標を達成できたのは、本当にうれしい」と喜びをかみ締めた。

 記録ラッシュの裏には“雑草魂”があった。5位スタートの9区・相沢悠斗(4年)が区間3位の1時間9分4秒と力走を見せた。レース後半に国学院大、明大を抜き去り、3位で鶴見中継所へたすきを運び、「区間賞を取って、内山を少しでも楽にしてあげたかったので、個人としては少し悔しいけど、いい位置では渡せた」と振り返った。

 中学時代までは野球部に所属し、外野手だった。3年時に野球部であるにもかかわらず、地区の駅伝大会のメンバーに招集されたことが、競技と出会ったきっかけだ。宮城・聖和学園高時代に本格的に競技始めるも、大学入学前までは、全国大会に一度も出場したことがなく、最高成績は県大会決勝で最下位だった。「もともとこの大学に入れる予定ではなく、ギリギリで声をかけていただいた。4年間をきょうの走りで、少しでも恩返しできたら」。学生最後のレースに感謝の思いを全てぶつけた。

 来年大会は初めてシード校として、箱根路に帰ってくる。相沢は今春卒業するため、次の目標「5位以上」は後輩たちに託す。自身は卒業後も競技を続け、実業団・コニカミノルタに進むことが決まっている。同じ名字で東洋大2区・区間新記録の相沢晃(4年)は卒業後「世界で通用する選手」を目標に掲げる。「実業団では(晃に)少しでも近づいて同じレースで競いたい。マラソンで日本代表になりたいんです」。雑草は、2年時から3度出場した箱根路を糧に、世界にはばたく。
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スポーツ報知1/3(金) 19:42配信 より引用

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