よく皆さんから聞かれる質問についてお話し致します。
まず、「潰れてしまった生命保険会社に入っていたのですが、どうしていいのかわからない」といったご質問です。
ここ1〜2年で6社の生命保険会社と1社の損害保険会社が、形態は異なりますが破綻いたしました。契約者の方々にとっては信じられない事であり、また大きな財産の喪失でもあったと思います。破綻した直後はその保険会社の受皿会社が発足するまで、解約をはじめ契約に関する事務手続きは一切出来なくなります。またその間の保障を継続させるために、保険料を払い続けなければならない事もあります。
その後受皿会社が決まると以降の契約について、そのまま続けるのか、解約するのか選択する事が可能になります。
継続していく場合は、たいていの場合今までの保険料では保障額が引き下げられます。
また個人年金や養老保険のような貯蓄性の高い商品は年金額や満期金が減額されます。
解約する場合には、掛捨ての保険であれば契約が無くなるだけですが、解約返戻金がある場合、契約時に約束されていた金額よりかなり減額されます。さらに早期の解約についてはペナルティーがつき、それ以上に減額されます。
それでは継続した方が良いのか、解約した方が得なのでしょうか。
ケース・バイ・ケースですが生命保険は健康な方しか加入できません。従ってここ5年くらいの間に大きな病気や怪我をしてしまった方で、保障は今後も必要という方は今の保険をだいじにしていくしかないでしょうが、そうでない方の場合、今度は経営内容の良いしっかりした保険会社に変更したいといった希望が多く、私もその気持ちはよく解ります。
次の質問で「保険会社の健全性や経営内容がどうなっているのかどこで調べれば判るんですか?保険会社の外務員さんは皆ウチの会社は大丈夫と言いますが、そう言っていた直後に潰れた保険会社もありました」ということですが、保険会社の健全性を示す目安として、ソルベンシーマージン比率というのがあります。
この数字は保険会社の資産や保険料収入から計算した保険金支払い能力を表すものです。旧大蔵省ではこの数字が300以上あれば一応健全性は保てるとの見解でしたが、実際にはその数字を上回っていた会社も破綻しましたので、安心できる数字はもっと高い数字となるでしょう。
それともう一つ、格付け会社による評価を参考にする事です。これは第三者から見たその保険会社への投資の安全性、すなわち公の健全性と言えます。
格付け会社として有名なのは、スタンダード・アンド・プアーズやムーディーズといったところです。きっと皆さんも「トリプルA」とか「ダブルA」といった言葉を聞いたことがあると思いますが、これが一般的な格付け会社の評価法です。
保険の見直し方をはじめ、保険の内容や税金についてのご質問のある方は有限会社ライフ・ステージ静岡のファイナンシャル・プランナー中村 友宏まで、お気軽にお問い合わせ下さい。
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