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平電機新聞
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先月の平電機新聞は日本人の凄さを見直そうと思い、「日本人だけが知らない 世界から絶賛される日本人」と言う本をご紹介させて頂きました。実はこの本には続編があり、日本を元気にしたいとの思いから今月は続編の「日本人こそ知っておくべき 世界を号泣させた日本人」について書いてみたいと思います。

私は海外で10年以上生活をしていた経験があります。海外で日本人は「真面目で一生懸命。礼儀正しく親切」と言った評判が非常に高かったのを覚えています。これは私の主観ではなく歴史上の人物も日本人を高く評価している人が多いのを我々は知りません。



有名な喜劇俳優チャールズ・チャップリンもその一人です。親日家と言われるチャップリンですが、それは高野寅市と言う日本人の影響が強いようです。高野寅一は1885年生まれで、1900年に渡米し、1916年にたまたま募集があったチャップリンの運転手として採用されます。高野の非常な真面目さ、礼儀正しさを高く評価したチャップリンは高野を秘書にします。また、高野を通じて日本の良さ、日本人の素晴らしさを知ったチャップリンは自分の使用人17人全員を日本人にするほど親日家になりました。我々日本人の気質は世界でも通用すると言う一例です。



トーマス・エジソンも親日家で有名です。これも岡部芳郎と言う日本人のおかげです。岡部は1884年生まれ、商船学校を経て遠洋していた際に病気になりニューヨークで下船します。その後知り合いの特許事務所を経てエジソンの唯一の日本人技術者になります。岡部の真面目さをエジソンは大変気に入り「自分の身内は自分から金品を盗むが、岡部はテーブルの上の金品でさえ手を付けない」と言ったそうです。また、エジソンが暴漢に襲われそうになった時は岡部が得意の柔道で暴漢を撃退したなどの逸話もあります。通常、ただの助手でボディーガードでもない岡部は暴漢との格闘などする必要がないと思いますが、日本人の正義感からの行動だと言えます。



このように昔から素晴らしい日本人ですが、現在はどうでしょうか?先日、サウジアラビアのメディアが「日本で財布を落としたら戻ってくるか?」を検証しました。カメラでこっそり財布を拾った日本人を追跡したら、真っ直ぐに交番に届けたと言った内容のテレビ番組をサウジアラビアで放送したところ「やらせだ!!」と言った抗議が多数あったとか。



たしかにすべての日本人が財布を交番に届けるかどうかはわかりませんが、日本人の性格上その確率は高いと思います。ネットの「ホコホコNEWSじゃぱん」の記事では、日本で平成21年に財布の紛失届を出した件数は292、761件、に対し、拾得届を出した件数は234,575件だったそうです。もちろん紛失届を出していない人もいると思いますので、確実な数字ではないですが、数字上は80%の財布が手元に戻る計算になります。そんな国って世界中にどのくらいあるのでしょうか?

最近また、円高が進んできました。日本は不景気なのにこの円高で輸出産業が大幅に赤字になり、我々中小企業の仕事は海外へ移転する動きも加速されます。必死にモノづくりをしてもこれでは夢も希望も持てない世の中になった気もしますが、我々日本人は凄いと言う本を読むと、希望の光が見えてきます。世界からこれほど評価される日本人なので、この不景気の闇も乗り越えることができる気がしてきます。頑張りましょう!!




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先月の平電機新聞では10年後の世界(職業)について書きました。今月の平電機新聞では今から約40年後の2050年の世界について書いてみたいと思います。

イギリスの雑誌「エコノミスト」の編集部が書いた「2050年の世界 英エコノミスト誌は予測する」と言う本には2050年の予測されて世界が書かれています。

今から約40年後の世界はどのような世界なのでしょうか?真っ先に言われるのは人口増加です。今の世界人口は約70億人と言われています。人類は10億人になるまでに人類発祥から25万年かかりました。それが20億人になるのには100年かかりました。1960年には30億人になり、今はその2倍以上の70億人です。では2050年の予測はと言うと約90億人だそうです。思ったよりも増えないと私は思ったのですが、その理由は先進国はもちろん新興国(特に中国)も人口が減少傾向になるからだそうです。人口増加分の20億人はアフリカだそうです。



人口増加で懸念される問題と言えば食糧問題があります。こんなに人が増えて世界の人々を食べさせるだけの食料があるのか?と皆様考えますよね。90億人もの人を食べさせるには今の食糧生産高を70%UPさせていなとまずいようです。今のままの食糧生産高で考えると飢える人々は増えますが、実は様々な技術で人間は食糧生産高を向上させてきました。過去40年間で人類の穀物生産高は250%も上昇しています。このように食糧生産高を増やす技術を追求していけば食糧問題は何とかなりそうです。



環境問題はどうでしょうか?人口が増えれば排出される二酸化炭素の量も増え、地球温暖化が進み世界が砂漠化すると言う人がいます。先ほども書きましたが今後増える人口はほとんどがアフリカです。今現在アフリカ人の二酸化炭素排出量はアメリカ人の20分の1です。もっと言うと今現在では富裕層7%が世界の50%の二酸化炭素を排出しています。このままの生活水準ならアフリカ人が今後増えても二酸化炭素の量はそれほど増えない計算となりますが、アフリカも経済発展をするので同じようにはいかないでしょう。20世紀は1兆トンの二酸化炭素が排出され結果世界の気温は0.7度上昇しました。特に1970年から2010年にかけては0.5度気温が上昇しました。これだけ見ると気温が急激にあがっていると見られがちですが、ここ最近の10年では過去40年間の温度上昇のうち一番ゆっくり気温が上昇したそうです。これにはもちろん人類の様々な取り組みプラス自然の力が関わって来ますが、2050年に世界のほとんどが砂漠化することはなさそうです。



さて、今まで世界の事ばかり書いてきましたが日本はどうでしょうか?特に日本の経済は?この本によりますと残念ながら日本の将来は決して明るくないようです。2011年から2030年までの日本のGDP成長率の予測は1.0%です。その後さらに悪くなり2050年までは0.9%ほどになるそうです。もっと別の書き方をすると今アメリカの一人当たりのGDPを100とすると2010年の日本は71.8です。これが2030年の予測では63.7となり2050年では58.3となります。今までに無い超高齢化の時代となりますので、成長が見込まれないわけです。2050年の日本が一番近い現代の国はオーストラリアだそうです。2050年には中国がスウェーデン並みとなりインドやが台湾並みとなり、ブラジルやメキシコがアメリカ並みとなり、アメリカはノルウェー並みとなるようです。



我々日本の製造業は?と言うと見通しは厳しいです。今の世界の国を見ると貧しい国は農業国、中程度の国は工業国となり、成熟した先進国はサービス業を生業としています。工業製品の価格が格段に下がるため日本での製造業はさらに厳しい時代を迎えます。特に新興国で「倹約イノベーション」と言われる今までのように10%づつ製品コストを下げると言った方法でなくいっきに90%コストダウンといったイノベーションが広がると言われています。現在でもインドのタタ社の約20万円の自動車やGEの3万円ちょっとの心電計などがあります。インドや中国が市場だと言っている日本工業会はこのような時代をどうやって生き残れば良いのでしょうか?

今から40年後なんて自分はもう亡くなっているから関係無いと思わないでください。この予測は2050年について書かれていますが、あくまで予測なのでもっと早くそのような日が来る可能性があるからです。つまり2040年や2030年や2020年にこの本に書かれている時代が来るかもしれないのです。不景気の日本市場ではなく世界市場で通用する製品を作ることが求められているようです。



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最近2回にわたり日本人が世界からどんなに素晴らしいかを書いてきました。今月の平電機新聞では、私たち日本人がどうやって今後10年いけていけばよいのかを書いてみたいと思います。

当社は製造業です。円高や空洞化により年々日本の中小企業はその数を減らしています。今後我々はどのようにしたら生き残れるのでしょうか?職業を分類して、今後残れる職業か残れない職業かを書いた本「10年後に食える仕事 食えない仕事」を読んでみました。

著者の渡邉正裕氏は縦軸をスキルタイプ(技能集約的から知識集約的)、横軸を日本人メリット(小から大)として職業を4つのカテゴリーにわけました。(1)重力の世界(日本人メリットが小さく、スキルも知識集約的ではない)、(2)無国籍ジャングル(日本人メリットが小さいが、スキルは知識集約的)、(3)ジャパンプレミアム(日本人メリットが大きいが、スキルは知識集約的)、(4)グローカル(日本人メリットが大きく、しかもスキルも知識集約的)です。

まず(1)の重力の世界について書いてみます。このカテゴリーの職業はコールセンターのスタッフ、プログラマー、検査・組立工、汎用品のメーカー開発者、警備員、タクシードライバーなどが入ります。簡単に言うと技術力があまり必要ではなく、日本人でなくてもできる職業です。この職業は簡単に日本人以外に置き換われるため、値段が重力に引っ張られるがごとく下がってきます。現に最近私のパソコンが故障しコールセンターへ電話すると大連にいる日本語がしゃべれる中国人につながりました。日本にいる日本人をコールセンターのスタッフにするよりよっぽど安いため、大手メーカーではコールセンタースタッフの海外展開は当たり前になっています。そうでないとパソコンをこんなに安くはできませんよね。






無国籍ジャングルでは日本人でなくても能力がある人が生き残る世界です。職業の例としてはパイロット、国際弁護士、ファンドマネージャー、建築家やデザイナーといったアーティストです。誰もパイロットの国籍を気にして飛行機に乗りませんよね。経験と腕があり、安全に飛行してくれればどの国籍の人でもかまいません。また、ファンドマネージャーのようにお金を預かって増やす人も実力があればどの国籍でもかまいません。昔、中国のトウ小平が改革開放を推し進める時に「白い猫でも黒い猫でもかまわない、鼠を捕るのが良い猫だ」と言いましたが、このカテゴリーの職業も白人だろうが黒人だろうが、実力がある人が成功する世界だといえます。




ジャパンプレミアムの職業は日本人だと言うだけでそれほどスキルが無くても生きていける職業のことです。たとえば公務員、住宅営業、芸人、日本料理人、旅館の女将やホテルマンなどです。渡邉氏の考えでは日本人ということだけでメリットが多いといいます。公務員は日本国籍の人しかなれません(一部、地方公務員は違いますが、現状は地方公務員もほぼ100%日本人です)。住宅営業などの場合は、一生の買い物である家を買う場合日本語の堪能な外国人の営業マンと日本人の営業マンではやはり日本人から購入したいと考えるはずです。外国の人だといつ本国へ戻るかわからないといった不安があり、家は何十年と住むものですから、長くアフターサービスをしてくれそうな人から購入したいと思うのが普通だと考えます。他にも芸人や日本料理などは日本で生まれ育たないとなかなか身につかない文化の世界です。知識集約的スキルが無くても生き残れる職業となるわけです。





最後のグローカルのカテゴリーの職業は医者や弁護士、記者、税理士などです。スキルがあり、日本人であるメリットが大きい職業といえます。生死を決める手術などは日本人の医者だと心なしか安心するのではないでしょうか?同じ症状を伝えるのにも言い方によって患者も受け取り方が違います。弁護士も同じです。法律はグレーゾーンが多く、裁判官や陪審員に旨く説明できるには法的知識の他に言いまわしなどが必要となります。その微妙な言いまわしは日本文化がわからないと厳しいかもしれません。



我々製造業はどの部類に入るのかと考えると(1)の重力の世界です。日本人でなくてもできると言う理由で海外に仕事は流れていき、単価は重力に引っ張られるがごとく下がっていきます。この本によれば日本人の72.5%はこの重力の世界に属すると言っています。10年後、20年後を考えて我々は行動を起こさなくてはと強く思いました。



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平電機は商社ではなく、電気接点の製造メーカーです。材料から一貫して製作を行っているので低価格に抑えることができ小ロットから量産まで可能です。お急ぎの場合は、短納期で納品いたします。ご相談下さい。またメーカーならではのサポート、ご提案が可能です。

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