17-35mm 1/15 f11半 自然光 RVP100

以前 フォト派常連さんから「冬の冷たい水の雰囲気を表現するには どうしたらいいか?」と質問を受けたことがあるのですが、陸上写真の場合ですと 雪景色や 氷の風景は「ギリピンでみせる」というテクニックを使って「冷たさ」を表現します。「ギリピン」とはできるだけ絞りを絞り 写真画面全部にピントがくるようにすることで 画面にボケた部分やブレがあると そこから視覚効果で「温かみ」を感じてしまいます。ですが、水中風景を撮影する際は 三脚を持ち込んでも スローシャッターを切っている間に被写体は絶えず動いてしまい どうしてもブレた写真になってしまいがちです。また、若干 アンダー気味に絵を作れば「冷たい海中」を表現できると思うのですが・・・、とても難しい問題です。さて今回は 岬の先端に着生していた ウミトサカ群の写真をアップしたのですが 手ブレをしない程度のシャッタースピードを選択し できるだけ絞り込んで撮影してみました。自分としては 「冷たさ」に加えて「冬ならではのブルー」を感じていただければ幸いです。   加藤 智