105mmマクロ 1/60 f11 YS-30x2 RDP3

「ドキュメンタリーこそが 写真の本質である」
この言葉は 私が最も尊敬している 写真家の台詞です。野生動物の世界では 痛手を負うこと=忍び寄る死 を意味します。写真から推測して このスズメダイは エソの仲間か ヒラメの類の鋭い歯から逃げ切ったのではないかと思われ、「死にたくない」という本能から 身を切り刻まれても 全身の力を振り絞り 懸命にのがれようとした姿が想像できます。おそらく 命は数日と持たないであろう姿を目の当たりにし 自然界の厳しさを痛切に感じながらシャッターを押しました。  
加藤 智