テノール歌手の秋川雅史さんが歌う「千の風になって」がヒットしています。 会社でも有線で日に何回も流れます。この曲はもともと英語の「a thousand winds]という詩で、欧米ではテロ被害者への追悼などで朗読 されていました。日本では、芥川賞作家の新井満さんが訳し曲をつけて広まっていったようです。 紅白での熱唱は、良かったですね。今までクラシック歌手の歌がこんなに大ヒットしたことはなかったように思います。 毎日毎日ニュースになるのは、暗い話題ばかりです。愛する人を失った人々が、この曲を聴いて再び前向きに生きていこうと立ち上がっているのではないでしょうか。 愛する人が、突然いなくなり骨になってしまったと思うととてもつらく、何も手につかないと思います。 でも、その人が「千の風」になり、いつも自分のそばにいてくれる、見ていてくれると思うと勇気がわいてくるのではないでしょうか。 生きているかぎり必ず別れはあります。毎日いっしょにいる、親でも年をとりますし、かわいがっているペットも人間より寿命が短いから当然のこと、おいていかれます。 それでも、いつまででも悲嘆にくれているわけにもいきません。友人やまわりにいてくれる人達も、きっとつらいと思います。 身体はなくなっても、千の風になって大空をふきわたって、自分とともにあるんだと思えば立ち上がれると思うのです。 そんな思いを、多くの人々が持っているのでしょう、だからこの曲なんだと思います。 おばちゃん