60mmマクロ 1/60 f16 YS-50+YS-30 RVP100

外海では 場所によりダイビングエリアにも「刺し網」と呼ばれる魚網が海底に投入されているときがあります。水底から2mぐらいの高さにあわせ 比較的 目の大きな網が50m以上に渡って設置されます。この刺し網は、小型の魚達は網の目を容易に通り抜けられますが 体長20cmを超える大柄な魚ですと 一度体の一部が網に引っかかってしまうと 逃れるためにもがけばもがくほど 余計 網に絡まり 捕らえられてしまう、という仕組みの漁法です。
今回の写真は 柵下に刺し網が投網されたときのもの。刺し網にダイバーが近寄ることは非常に危険で ガイド時では避けて通る箇所ですが この時は一人だったため 網に掛かった魚達をワイドレンズとマクロレンズの両方で捉えてみることに。捕えられた魚達は 懸命にもがき 逃げようとするため 場所によっては砂の嵐になることも。撮影したブダイ、マクロレンズを通して表情を見てみると 死を感じたのか 眼を剥き出しにし、頑丈な歯でロープを噛み千切ろうと必死でした。ファインダーで表情を見ていると その凄みのある顔つきに 自分自身チョット ビビリながらの撮影でした。
加藤 智