おはようございます。

おばちゃんです、今日も宜しくお願いします。

田んぼや畑は、米や野菜を作る生産の場としてだけの価値があるのではありません。

田んぼは優れた景観を演出し、多様な生き物を育て、しかも水質の浄化にも一役かっています。


稲作を含め農業の多面的なところが、最近注目されています。

静岡県でもそんな多面的な機能を科学的に分析、評価する為三ヵ年計画で、「環境水田プロジェクト」を推進しています。

それにより、いろいろな事が少しづつ解ってきました。

たとえば、茶畑が広がる牧之原台地を中心とする地域と草地の絶妙な関係です。

茶畑には、秋に草地から刈り取った草を乾燥させて敷き詰め冬に備えます。

草地は、定期的に刈り取ることで管理され、そこには絶滅を心配されるキキョウやキンランなどが依存自生します。

春には、ワラビやゼンマイなどの山菜が摘め、人の手が入ることで植物を育んでいます。


田んぼもそうした人の手で管理することで、同じように動植物にとっても人にとっても良い環境になっていました。

昔は冬の間も田んぼに水をはることで、生き物が住みつき雑草を抑え、しかも浄化作用もありました。


人と自然の丁度いい関係になっているわけです。

里山や村、草原や畑、田んぼと水、それぞれが共存できていたのです。

そんな中では、きっと人間の心にもいい関係であったと思います。人と人も自然に繋がっていたのでは。

そんな環境を残していきたいし、手をかけることの大切さを知ってほしいと思います。