おはようございます。

おばちゃんです、宜しくお願いします。

サッカーでは、報復行為は最も悪質な反則とみなされています。

2年前のW杯ドイツ大会の決勝戦での出来事は、今も記憶に残っています。

フランスのジダン選手が、イタリアのマテラッツイ選手の執拗な挑発に激怒し頭突きをおみまいした事件です。

明らかに報復行為で、審判は即退場の判定を下しました。


相撲協会でも、同じように許せない行為と受け止めたのでしょうか。

千秋楽での横綱決戦で、勝った朝青龍のダメ押しに白鵬が反発し体あたりをしました。

その行為に対し相撲協会は「白鵬が悪い」と判断を示しました。

ですが、相手を倒したあとの朝青龍の行為には、横綱審議委員会が厳しく物言いをつけました。

すもうの流れの中でのことと言う人もいましたが、あえてダメ押しをする必要があったでしょうか。


ところで、白鵬がもし報復行為に出なかったら、桟敷席や横綱審議委員会にはどう映ったでしょうか。

想像に難くないところです。


無用な争いは避けるべき、戦いはルールの下で、サッカーが報復行為に厳しく対処する根底には、

そんな思いがあるからでしょう。

挑発されても意に介さず、毅然とした態度で勝負する。

大横綱と慕われた先人達は、強さに加えこうした広い度量を併せ持っていました。

海外に門戸を開いても、極めるべき相撲道に変わりはないはずです。

以前のオリンピックで、柔道の選手が痛めた足には攻撃せず戦った人がいました。

ケガをおして試合にでるからには、攻撃をうけても文句を言う筋合いではありません。

でも、攻撃しませんでした。相手の選手は、たとえ痛めた足に攻撃して勝ったとしても、真の勝利ではないと

考えたのでしょう。誇り高い精神だと思います。


今度のオリンピックでも、金メダルの期待がかかっています。

強化すべきは、競技力の強化だけではないことは、国技である相撲の今の姿が示しているように思います。


1週間お付き合いいただき、ありがとうございました。

来週は田村さんの登場です。宜しくお願いします。