戸梶圭太の「自由自殺法」・・・・
「日本国民は満15歳以上になれば何人も
自由意志によって、国が定めたところに
施設に於いて適切な方法により
自殺することを許される。
但し、服役者、裁判継続中の者、
判断能力のない者は除外される」
という「自殺自由法」が施工された
20XX年の日本が舞台ですが、描写もグロテスクで
非常に後味の悪い内容、読んでいて
自殺がいけないなんて言ったの誰!自分自身
で決めることだからいいじゃんと本気で錯覚してしまう
から本当に鬱の人は読んではいけません!!
作者自身も本作脱稿直後
二日ほど鬱になったという小説です。
雨宮処凛の「闘争ダイアリー」にも書いてあったけど
「自殺が自由になるよりももっとずっと前から、
 競争に負けた人間や失敗した人間は
 さっさと死ななきゃいけないっていう風潮が
 あったじゃないですか」
という台詞が負け組の僕には印象的でした・・・・・

いつも怖いもの見たさはまってしまう戸梶小説。
戸梶圭太よく読んでますと言うと人間性を疑われる
ところが怖いんですけど・・・・好きです