今日は久しぶりに雨なしの一日でした。

今日も四ツ溝柿の畑で摘蕾をしていると
ハートを背負った昆虫が葉っぱにとまっていたのです。
これ、カメムシではないでしょうか・・・・・。

カメムシは四ツ溝柿の敵なのです。
カメムシが柿にとまってプチッと柿を刺すと
その周りがへこんで変色していき、その柿は食べる事が出来ません。
以前カメムシが大量発生した年は、沢山の柿を泣く泣く廃棄しなければなりませんでした。
可愛がって育てた四ツ溝柿の危機、そして生活の危機なのです。

そこで作業中、父がよく使うのが『てでと〜る』。
カメムシを見つけたら『てでと〜る』。
害虫を見つけたら『てでと〜る』。
10月から2月の出荷シーズンに、室から出したての四ツ溝柿を
皮のまま『かぷりっ。』と一日に20個近く食べる
自称『世界一四ツ溝柿を食べる』娘を間近で見ている父は
なるべく害虫退治の薬を使わずに『手で取ぉ〜る』するのです。
父曰く『これが一番確実』だそうです・・・・・・。

農作業を始めて2年の私は、未だにその境地までは達せず
敵を見つけたら『父呼ぉ〜ぶ』なのです。

ヘビを見たら悲鳴をあげ
私がトラクタで耕うんしていると、田んぼのカエルを安全な場所に移し
映画の『いま、会いにゆきます』を見ては号泣する
心の優しい父も
カメムシに出会った時だけは、手で取ぉ〜るするのです。