105mmマクロ 1/60 f16 YS-30x2 RVP100

以前、イザリウオの産卵時季 大きなメスに ふたまわりぐらい小さなオスが猛烈アタックをしていたシーンに遭遇し、興味深く監察、写真撮影をしていたところ オスがメスの顔のそばに近づいた瞬間、メスが一飲みでオスを食べてしまった光景を見たことがあります。一瞬の出来事で 自分の目を疑いましたが 既にオスはメスの腹の中にスッポリおさまっており、メスのお腹の中でモゾモゾ動いていました。イザリウオの仲間は口に入る大きさで 動いている魚だと 何でも飲み込んでしまうようで 同種の小さいオスにとっても産卵行動は まさに命がけのようです。
今回の写真は カサゴがイソカサゴを捕食しているシーンを撮影したものです。見た瞬間、「んっ!共食い?」と思ったのですが このときは よく見ると別種。捕食者のカサゴは何とかイソカサゴの向きを変え 頭から飲み込もうとするも そうはさせまいと イソカサゴも必死の抵抗。飲み込むのに かなり時間がかかっていました。長時間 上手い具合に飲み込めなかったため 写真撮影には好都合、撮影をしていくにつれ イソカサゴを対角線に配置し 両者の目とイソカサゴの尾の3点にピントを合わせ 撮影することができました。
加藤 智