まず始めに、私事をブログに載せるのは、とても恐縮なのですが、日常の些細なことから、落とし込んで行きたいと思っていますので、どうかご容赦下さい。

では2日目、宜しくお願いします。

昨日、夕食のさなか、母親と些細なことから口論になりました。

しょう油をとってくれ…という言い方が、母親からすれば、どうも気に入らなかったらしいのです。
「なんて小さなこと気にしているんだ、こっちは疲れているんだから、早くとって!」
と捲くし立てました。

ふと、講演会で聞かせて頂いた内容が、よみがえって来ました。

タイの北部の山岳民族の貧困の問題です。
ここでは、貧しさのため、どうしようもなくなり、自分の娘を売らざるを得ないくらいの状況になるといいます。

このあたりの人々は、ほとんどが、農業で生計を立てています。
しかし、4月から9月いっぱいくらいは、雨期となり、仕事ができなくなってしまうといいます。
家族が食べるため、生き延びるために、娘達が売られていくのです。

著者が訪れた民族の村では、17歳までに女の子たちが売られてゆく割合は、50%を超えるといっていたそうです!
まだ性の意味すら知らないというのに…

このとき、少女たちは、売られていき、エイズという病気にかかって、死んでいく可能性が高いということも十分に知っているといいます。

タイでは親の面倒は子供がみる…という常識があり、親が食べられなくなったら、当然のように売られていく…ということらしいのです。

…だから売られていく少女達は、
「父さん、母さんのためだから、しかたないよね」
と微笑みすらみせてくれたといいます。

このことをはっと思い出し、

「ごめんね」

と自分は素直に頭を下げることができました。

いつもだったら、茶碗の一個や二個、地面に転がっていたことでしょう(笑)

親孝行したいときに、親はなし…という言葉を良く耳にします。

親がいるのがあたりまえ…となってしまっていたのでは、なんの感謝も生まれないと思います。

いつでも新鮮さを忘れない、初心忘るるべからず…ということと同じような意味があるのではないでしょうか。

お恥ずかしい話なのですが、親には甘えず、いつでも感謝の気持ちを忘れないでいたいと思います。