皆さん、いよいよ最終日を迎えました。平凡な男の話を聞いて頂いて本当に感謝しています。

過去の記憶を辿りながら初心に返る事が出来ましたので、本当によかったです。

僕は努力が嫌いですし、今でもそうです。ただ昔から運は太いと思っています。

だから運だけでのし上がってきたと思います。

そこに今は限界を感じ、運だけではどうにもならない事もあるし、

努力が人を動かす事も理解出来る様になりました。

前置きが長くなりましたが、最終日宜しくお願い致します。

「なんだ、意外と簡単じゃん!」…

その慢心さがトラブルを招いたのはその年の冬の大バーゲンに向けての業務です。

まずは来るわ来るわ返品の山々…処理が追いつかず、メーカーさんに警告を受ける始末。

バーゲンセールの商材になるので、なんとかその出荷前までに計上しましたが納期優先で作業の質なんかあったもんじゃありません。

その当時は予定と違うじゃん!等と、どこかで人の所為にしていました。

もしもの為の事まで考える、今勉強した事で言えば“遠くを図る”事が全く出来ていませんでした。

当然在庫管理もメチャクチャです。出荷業務では有るべき物が無い事もありました。

物流センターとしては致命的です。更に入ってきた物が多ければ出て行く物も多いです。

予定を遥かに上回る出荷数でした。本当に出荷できるのか!

メーカーさんには本当に不安にさせてしまいました。さらに夏には無かった福袋の作業もありました。

中身が消費者に届くまで見れない為、もっと慎重さが必要でした。

サイズ違いもあれば、当社で作業した判押しの時のインクが表側についてしまっていたり…

それが百貨店さんの分だった為にえらい問題に…!

出荷の方でも通常の納品場所と違うのに、通常場所に送ってしまったりしてもう全てが無茶苦茶です。10分に一度はメーカーさんからの電話が来ました。もう電話恐怖症です。

荷物の着荷確認のお問合せが主でしたが、もう思考回路が当社の責任でなくとも全て自分の責任と感じるようになっていました。

もう何回謝罪したかわかりません。精神が崩壊していて会社にいないと落ち着かず、家に帰れませんでした。

なんとか作業が終わり、年末ですのでみんなお休みに入っている時も僕の電話は止みませんでした。

メーカーさんは本来は休みだったようですので、本当に申し訳ないことをしました。

社長と年末恒例のスキーに行っても電話は止みません!

スキー場へ行っても、今までずっと寝てなかったので寝てるか電話かのどちらかでした。

あの冬の惨事はきっと生涯忘れられない事でしょう。

ただ今思えばあの出来事は必然だった事であり、結果的には自分を成長させるきっかけにもなりました。

会社にも、メーカーさんにも迷惑をかけてしまった事が責任者としての重責をそこで初めて感じる事ができたからです。

竹田君にも苦労させました。社長にも年始に出勤させてしまい申し訳なかったです。

メーカーさんにも取引が停止にならずに本当に感謝しています。

もう2度とこんな事にはなりたくないと思い今があります。

今はその部署をだいぶ離れられる状態になりましたが、こういう歴史があった事を次世代に伝えてより良い部署にしていく事が大事だと思います。

それが伝統を創る事であり、進化する事、ノウハウを蓄積していく事だと思います。

最後にミシンの仕事の後に物流まで経験出来ましたが、その後何をしたいかというと流通の川上である企画の部分になるわけです。

それはイーリードをメーカーにする事です。

それこそが自分のやりたい事であり、自分の目的であると確信しています。

一番の難関でもあり、一番のやりがいがそこにはあると思います。

さあ、目的を宣言した所でバトンタッチです。明日からはリーサルウェポン・モッチーです。

明日から宜しくお願いします。皆さん、一週間お付き合い下さいまして本当に有り難う御座いました!