残すところあと2日となりました。代打日記。ishikawaです。

3月4日に駿府マラソンに会社から有志が出場します。
それもハーフマラソンに出るそうです。
普段、運動らしい事はしていないと職場で会う限りではおもっているのですが、
アフター5では違うようです。日々鍛錬をしているようです。
体力,筋力と同じように「伝える力、理解する力」がありそれらも鍛錬が必要では無いかと思ったことを書きます。

僕は2つ年上の兄がいて昨年家を建て、東京まで毎日通勤しています。
兄には家庭があり、奥さんと一人息子がいます。
甥は4歳で、今近所の幼稚園に通っています。
昨年末暮れに彼を預かったときです。
茶の間に私と彼の2人。母はおせち料理の準備をしています。
父は買い物に行っています。
甥っ子はちょうど、ミニカーで遊んでいて突然立ちあがり
私に「ナガトビシタイ」と言い出しました。
私はこの言葉の意味はわかっていましたがいっしょに遊んだことはありませんでした。
「ナガトビ」とは縄跳びひもの片方を柱に結び、もう片方を人が持ってピンとはります。
そのひもを飛び越すあそびです。そして、紐を不規則にゆすって飛び越えにくくすると
難易度が高くなり飛び越える事が出来ると達成感が得られる遊びのようです。
話の上は聞いていましたので、やってみました。ですが、私は紐をゆするということは知りませんでした。
彼は、最初は直線にはられた紐を飛び越えていましたが、そのうちゆすって欲しいらしく
何かを私に言っています。ただ彼のボキャブラリーの中で私に通ずる言葉ありません。
私も彼が言わんとする事がわかりません。
お互い平行線をたどっていると、甥は台所にいる祖母(私の母)をつれてくるのです。
彼はその状況を見せ、「ナガトビ」「ナガトビ」と連呼していました。
母は紐をゆすって欲しい事がすぐわかり私に手本を示しました。
引き継いだ私はひもをゆすることにより「ナガトビ」で遊ぶ事が出来ました。
ただ、私のゆすり方のバージョンがあまりにも少なくすぐに飽きてしまい結果、ミニカー遊びに
戻ってしまいました。

私は彼が目的の為に現状を把握しこの問題のソリューションを実現した事に驚きました。
まず、彼は私に伝わりませんでしたが、諦めません。そして、今の自分のコミュニケーション能力では
問題が解決できないと判断すると自分の言いたい事を理解している人【解決できる人】を呼んでくるという行動に出たのです。

とかく私は、自分を基準にして「オレの説明でわからないほうがわるい」というような対応をしてしまうことがあります。
ですが、それは違うのです。状況に応じて手順や方法を変えるべきなのです。むしろ私が間違っている事の方が多いのです。
いつしかそれを忘れてしまったのです。
彼はダダをこねて泣きわめくという選択肢もあったかもしれません。でも、それをしませんでした。
また、彼の行動をもっと観察していればひもを揺することは想像つきましたが、そこにも怠りがありました。
ミッションをコミットメントする意志の強さにも驚かされました。たかが遊びです。他にも遊ぶ物があるので私ならあきらめてそちらで遊びます。
4才の彼に教えられるとはお恥ずかしい限りですが、そんなことがあった年末でした。

先日土曜日で帰宅すると夕食を食べに来た兄一家がいました。誰が帰ってきたのか楽しみにしていた甥は私だとわかると
「なんかかえってきたのかよ」と一蹴されてしまいました。
だんだん、自分の意志を伝えられるようになる彼を見て、身の引き締まる思いでした。