外来植物とは、日本に昔からある植物ではなく、輸入した荷物に付いてきたり旅行者の靴についてきたりして運ばれ

繁殖した外国生まれの植物を言います。

西洋たんぽぽ(日本たんぽぽは、このへんではめったにみられなくなりました)、秋になるとはびこるセイタカアワダチソウ

花粉症の大敵ブタクサなど、身近でよく見かけます。

在来種にくらべて、繁殖力が旺盛なので、本来そこに育っていた植物をおしのけて増えていきます。

中性で肥料分の多い土を好む為、肥料の豊富な休耕田などにはびこります。

たとえば、花粉症の原因でもあるブタクサを、除草剤で枯らしたとします。

数ヶ月もたてば、、また生えてきます。排除しきれないものです。

植物は、自分で化学物質を出して、他の植物の繁殖を抑え自分が増えていくという仕組みがあります。

とくに、セイタカアワダチソウはその作用が強く、またたくまに全国で繁殖しました。

日本の固有種では、蕎麦がその作用が強いことが知られています。

蕎麦はどんな痩せた土地でも栽培できますから、強い植物なんですね。

先ほどのブタクサをいったん枯らした後、蕎麦の種を蒔くと 蕎麦が生長したところには、ブタクサが繁殖しないことが

わかりました。 蕎麦に含まれるルチンという成分が「他を押さえ込む」原因物質として働き、ブタクサの繁殖を阻んだ

もののようです。

たんぽぽもそうですが、西洋種にくらべて在来種はその姿が地味です。西洋のものは、花が八重であったり大きかったり

ぱっと目立ちます。

桜草なども、出回っているのはほとんどが西洋桜草です。日本桜草は、はなも小さめでうつむき加減に咲くのをよしとしま

す。なでしこ類も、同様で西洋の種は花色もいろいろあり花びらも大きいです。

日本のなでしこと言えば、ヤマトナデシコで知られる「河原なでしこ」でしょう。

地を這うように伸ばした茎は一メートル近くにもなり、上部をすこし起こして一重の花をつけます。

茎は細く、折れてしまいそうですが性質は強く、洪水で流されてもすぐに立ち上がり花を咲かせます。

控えめで一見弱そうに見えるけど芯は強い、そんなところが、「やまとなでしこ」なんだと思います。

花と言えば、ミツバチですね。

ミツバチも西洋ミツバチと日本ミツバチがいます。この日本ミツバチもすごい能力をもっているのです。

ミツバチの天敵スズメバチに襲われると、日本ミツバチは寄ってたかってすずめばちをかこんでしまいます。

まりのように丸い塊「蜂塊」をつくり、中のスズメバチを熱死させてしまいます。

スズメバチの致死温度は41度、日本ミツバチは42度、このたった1度の差を、小さなミツバチは知っているのです。

これは日本ミツバチだけの技です。

西洋のまねばかりしなくても、日本のいい所はたくさんあります。

体格は小さくても、技で光る、勝つことだけでなく、負け方の潔さ、地味で目立たないかもしれませんが、実はいいこと

だと思います。

日本固有種のように、おわれてもどこかでひっそりと、でも強くいきているその存在のしかたが美しい」と思います。

「やまとなでしこ」目指して、女性陣はがんばりましょう。