9月のプロレスを心底楽しむ1

1→斉藤彰俊、GHC挑戦者決定リーグ敗退。


斉藤彰俊のファンです。NOAHのファンでもあります。
彰俊、NOAH両者の為にもここは斉藤彰俊がリーグを制覇し、三沢を破りベルトを巻くべきだった。NOAHはトップに実力派が揃い、若手にも元気なのがいる。どうしても沈みがちなのが中堅どころ。佐野巧真、井上雅央、泉田純至、志賀賢太郎…ヨネもこの範疇かもしれない…みないい選手だし会場人気は、意外にこの辺が一番高かったりもする…のに、今ひとつ弾けない。数ヶ月前、佐野巧真がG
HC獲りに失敗した。したらもう彰俊しかいないじゃん、いくの。
斉藤彰俊はカッコいい。風貌、佇まいは私的には理想的レスラー像と言ってもいいくらい。試合もカッコいい。重量感があり打撃の迫力もある。何をやっても絵になる。その彰俊が、予選リーグで一度は勝った丸藤に決勝トーナメントで負け、その瞬間、呆然とした表情をみせた。泣き出しそうな、斉藤彰俊に初めてみる脆い弱い表情だった。

10月からはGHCタッグリーグが始まる。斉藤彰俊もバイソン・スミスと組んで出場する。もちろん勝って欲しいしベルトも巻いて欲しいけれど、やはりシングル戴冠を目標にして欲しい。じゃなけりゃ、いくら丸藤が頑張ってもホントの意味で世代交代は成らない、気がする。

2→前村早紀、なぜ勝てない。


前村早紀のファンです。植松寿絵のファンでもあります。
9月25日のゼロワンMAXキラメッセ沼津大会で、前村vs植松寿絵の一戦が行われた。当初観戦予定ではなかったのだけど、臨時収入がありスケジュール調整もなんとかなりそうだった時に前村参戦の話を聞き、直前にチケット購入。前村さんは小さいのにすげぇんだ(世陸の織田裕二風にね…)。今年1月、清水マリンビルにゼロワンが来た時は、SUNとして高橋奈苗と組んでREMのアメコン&フリー・植松組と対戦。前村さんは奮闘したものの植松さんの、パイプイスに座らせてからの拷問キックでぼっこぼこにされた…。そういう経緯もあるし、なにより体格的にハンデがない相手だから一層負けたくないだろうし、負けて欲しくもない。例えばvsアメコンなら、やっぱり体格差といういいわけ・逃げ道があるわけだが、植松さんとならそれはなくなる。だから尚更、あらゆる面で負けたくはないはず。
地元・沼津ゆえにだろう、中盤くらいまでは植松コールが多く試合内容も植松が押していた。押していたといっても結構一進一退でもあった。前村さんのコーナートップから場外へのボディプレスは中盤の盛り上がりのピークを作った。その後は…顔面、側頭部をごつごつ蹴られ、丸め込んでもするっと返され、最終的に逆に丸め込まれ…。

感想としては…残念ではあったけど、妥当かなと。前村さんのプロレスはスポーティで熱血で感情が伝わってくるいいプロレスなんだけど、すごくキレイすぎる。良くも悪くも部活動のような。植松さんのは、そういう意味で言えばまさにプロフェッショナルに徹していて、競技スタイルの前村に対し戦闘スタイルの植松、といった感じ。反則をしろとかそういうことではなくて、道理を無理で捻じ伏せるくらいなパワーがないと…道理には従います、むしろ拠り所にしています、というのじゃいつまでも植松さんのプロレスには、あらゆる意味で勝てないよと、素人ながらに思った。

〜つづく〜