先日、私の住む静岡県のテレビ放送でこの問題を取り上げてました。

当院のある富士宮市に隣接する富士市富士市中央病院の産婦人科が舞台です。

昨今、産婦人科医師不足が何かと取りざたされてます。
”お産崩壊”などと言われたりして。

だけど医師不足は何もお産に限った話しではないのです。

当然不妊治療にも大きな影響を与えるのです。

だってお産を補助するするだけが医師の役割ではないですから。
なかなか子供が出来ない夫婦の相談や、治療に対しても手助けしなくてはならないのです。

今回の富士市中央病院の産婦人科医師はもともと、
東京にある東京慈恵医科大学から派遣されてきてる医師たちなのです。

その慈恵医大がもろもろの事情で、来年3月をもって現在派遣してる4名の医師たちを呼び戻すことになるみたいです。

当然それを前提とすると、今現在不妊で悩む人たちの相談や治療といったものをすることは無責任となるので、これからの「不妊治療の取り扱いを中止」と富士市中央病院は決定したのです。

ちなみに去年富士市中央病院で不妊治療を受けた夫婦は53組だそうで、相談を含めると300組以上の人たちを診たそうです。

これだけの数を診たとなれば、その存在はとてつもなく大きいです。

患者達からも県からも引き続き産婦人科を続投してもらいたい、という願望が届けられてるのもうなずけますよね。

しかし医師を派遣してる慈恵医大では、4人の派遣制に向けて最善をつくすというコメントが出てるだけで、
その後コメントはないようです。

不妊もいわば、「健康」という概念から外れた現象・症状ともいえます。

そしてそれらの病態は、じつはだいぶ前から少しずつ始まっているのです。

どうかそのことに気が付いてください。

この話しはまた続きます。