20151014新日本プロレス東京ドーム大会を観たのでその感想


【大会の感想】
▼第0試合▼
1分時間差バトルロイヤル 〜ニュージャパンランボー〜
永田裕志vs YOSHI−HASHI
○特典のイスを佐川急便で送ってもらおうかと思い、伝票・支払いの列に並んでいたら突然、第ゼロ試合開始のアナウンス。もう少し時間あると思ってただけに右往左往。イスを送りにきたんじゃない!試合を観に来たんだ!という俺の一声で連れもろとも席へ急行。
○ヒロ斉藤、藤原組長、ザ・グレートカブキ登場:沸いた。豪華だったなぁ。ヒロさんのセントーン、組長の一本足頭突き、カブキの毒霧がしっかり観れたのでそこは満足。
○永田vsYOSHI−HASHI:YOSHI−HASHI…もう少し爪跡を残そうよと。
○この形式は、ドームには向かないんじゃ…と。少なくとも俺の席からだと見えづらくて選手の登場が常にピーク。試合の内容が入ってこない。声援も選手に届かないし細かな動きは把握し切れない。モニターを観れば分かるんだろうけど目の前の試合を見ないでモニターっていうのも味気ない…そんな感想。

▼第一試合▼
IWGP Jr.タッグ選手権試合4WAYマッチ
[王者]ボビー・フィッシュ×カイル・オライリーvs [挑戦者組]アレックス・コズロフ×ロッキー・ロメロ vs ニック・ジャクソン×マット・ジャクソンvsアレックス・シェリー×KUSHIDA
○3WAYでも嫌いなのに、4WAYて。
○陽気なガイジンが陽気さを封印していたので、すっきりと技のスゴさを堪能できた。
○結構、スゴイ、カッコいい技も出ていたんだけど誰が出したか覚えていない…残念。テレビや雑誌で楽しむ習慣がない俺には、なじみの薄いガイジン軍団は今一つ分からない。

▼第二試合▼
天山広吉×小島聡×本間朋晃
vs
ジェフ・ジャレット×バッドラック・ファレ×高橋裕二郎
○ジェフ・ジャレット:なかなかのヒールガイジンっぷり。ギターがあからさまに「壊す用」だったのはちょっと冷めた。
○天山:ドームで天山の入場が見れるのはいかんせん嬉しい。モンゴリアンでの「シュー」も楽しい。そういえば周囲の人は「シュー」やってなかったなぁ。
○小島:テンコジのそろい踏み。あと何回見られるのか。

▼第三試合▼
矢野通×丸藤正道×マイキー・ニコルス×シェイン・ヘイスト
vs
飯塚高史×シェルトン・X・ベンジャミン×ランス・アーチャー×ディビーボーイ・スミスJr.
○丸藤:飯塚さんとの絡み、もっと観たかった。不知火も観たかった。もっとガツンといって欲しかった。とはいえ、やっぱりこの試合の軸になったのは丸藤。リング上でのどの絡みもどのレスリングも惹き込まれる。丸藤が上がると俄然、面白くなるねぇ。
○ガイジン戦争:シェイン×マイキーのポテンシャル全開。ベンジャミンもスゴくて見応えあるけれど今回は若干この2人が勝っていた様子。アーチャー×デイビーは、ちょっと印象薄。もう少しらしさが観たかった。TMDK相手にいいレスリングで応えていたのは好印象でありつつ寸止め感も否めない。そんな感じ。

▼第四試合▼
桜庭和志vs 鈴木みのる
○久しぶりに新日の大会で胃が痛くなった。最初から最後まで緊迫感がすごい。
○桜庭:間合い・ポジション取り、関節技への移行のキレ味。早い。きれい。雑味がない。柔らかくて掴みどころがない。リング上に寝た相手への上半身へのフットスタンプ、生で観れた感激。それも相手が鈴木みのる。場所がドーム。ある種、最高のシチュエーション。打撃はちょっとぺちぺちしちゃってた。
○みのる:覚悟の白コスチュームで登場。絞られた体に殺気ある形相。今大会最高の入場。試合は、桜庭が総合色を全面に押し出す。それをみのるさんプロレス色で塗りつぶす。相容れない「圏」が衝突。桜庭のキレをゴツゴツと返す。桜庭にロープ越しの逆さ逆十字を決る。場外では逆にVロックを決められ絞り上げられる。目の前3メートルで決まる桜庭のサブミッションにみのるファンなのについ感動してしまう。
○終盤、腕を痛めたみのるさんと攻めきれない桜庭。スリーパーからの逆落とし。尚も首から腕を離さないみのるさん。沸き起こる「落とせ」コール。レフェリーストップがコールされる。一気に決まった勝負に溜息と歓声。一部呆然。
○燃え尽きた。隣の席のおにいさんと「この試合が俺的今大会のメインだったんだ」と盛り上がる。気持ちのいいおにいさんだった。
○ドームで、シングルで勝つ鈴木みのるを観たのはいつぶりか…というか初めてじゃないのかな、俺。

▼第五試合▼
NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負
[王者]石井智宏 vs真壁刀義
○石井:俺は石井ちゃんのファン。それは揺るぎない。それでもこの試合、やっぱり格の差を見せつけられたと言わざるを得ない。石井ちゃんの持ち味、ゴツゴツ・バチバチで常に上を行かれた。それはやっぱり、何もさせてもらえなかったに等しいよなぁ。
○真壁:俺は真壁のファン。それも揺るぎない。だからハードルは上がり切っていた。実績・格ともに石井ちゃんよりはるか上の真壁がNEVERに挑戦すること自体どうなのかという思いもあった。それだけに難しい試合。ために楽しみでもある。結果、石井ちゃんの持ち味でねじ伏せた。いい正解だったと思う。「勝ち方」が要求される試合というのは、難しい。さすが真壁。

▼第六試合▼
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王者]田口 隆祐vs]ケニー・オメガ
○ケニー:ケニーのスゴ味を田口が受け切れなかったという印象。ケニーが出し切らないうちに終わってしまったというね…。陽気な路上王のヒールターンは超かっこよかっただけに切ない寸止め感。

▼第七試合▼
IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン×ドク・ギャローズ
vs
後藤洋央紀×柴田勝頼
○昨年のドームではシングルで戦い好勝負をみせてくれた柴田と後藤のタッグ。両者とも嫌いではないので、特に柴田は超推しているのであえて言う。正直なところ、良さが消えていた。変な言い方になるけれど、互いに気を遣っている距離感がレスリングに間延びを感じさせた。気を遣ったというのは正しくないかもしれない。それでももっと突っ込めよと言いたくなる距離感があった。同級生タッグを意識したからこそのそれだったのかもしれない。そうじゃなければもう少し「自分が自分が」になり連携は雑になっても、逆に両者のらしさが存分に出た試合になった気もする。
○2人とも、シングルプレーヤーが似合うという俺の勝手な思い込みもあるんだろうかね。

▼第八試合▼
内藤哲也vs AJスタイルズ
○内藤:なんでだろうか、身体能力も技の切れもパフォーマンスもスゴイとは思うのに熱くなれない。嫌いな訳じゃあない。古い話になるけれど内藤が海外修業に行く前は一推しくらいの勢いで推していた若手だった。連れからふと出てきた言葉「何となく、量産できそうなんだよね」に納得しそう。
○AJ:二回目。前回のインパクトを更に上回る。怖い。攻め手のエグさは技だけではなく、相手の間合い潰しにも見られる。そういうリング上を支配する能力が高い。だけではない。エグくエグく怖く怖く攻めておいて、フィニッシュがいつも通りじゃカッコつかない。そこもしっかり決めてくる。ヨシタツを沈めたスタイルズ•クラッシュを、コーナー中段から敢行。余りのイカれっぷりに更にファンになった。
○ヨシタツに関しては…復帰を祈っています。この人も若手時代、推してたんだよなぁ。

▼第九試合▼
IWGPインターコンチネンタル選手権試合 60分1本勝負
[王者]中邑真輔vs飯伏幸太
○文句なしで今大会のベストバウト。本当はみのるvs桜庭を挙げたいところながら、その試合でピークを迎えたはずの俺が更に同等以上の昂奮を以って盛り上がったので。ただ、みのる勝利で気が楽になったりテンションあがったりしていたという相乗効果もあるから…同率一位ってのが正しいかも。まぁそういう順位付けは意味ないか。方向性が違うから比べようもないし。
○テーマは狂気。そういう意味でいうとすばらしくいい「狂気」だった。こういうテーマだとすぐ反則に走ったり凶器に走ったり狂人キャラになったりと安易な方向になだれ込みがち。そんなことをせずあくまでレスリングの応酬、組立、技で「狂気」を見せてくれた。
○飯伏:中邑のクネクネや顔面バイブをやらかしたのもさることながら、俺の勘違いでなければ、ドロップキックの相打ちの流れで中邑がボマイェ移行したのをみて、空中で咄嗟にフットスタンプに切り替えて中邑の腹を踏み下ろす…という場面があったのだけど…重力があるはずだよねと…ホントに現場での空気に呑まれてそう見えただけだったら恥ずかしいと思いつつ、思い出すと未だに鳥肌が立つ。重力って万人にのしかかってくるものだと聞いていた。飯伏だけは例外なのかと思うくらいの一発。どえらいものを観た。

▼第十試合▼
IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王者]棚橋弘至vs]オカダ・カズチカ
○棚橋:執拗なヒザ攻撃からロープに絡めてのドラゴンスクリュー、更にロープに絡めたままコーナートップからのハイフライフロー。棚橋のエグ味全開。こういう言われ方は一番されたくないかもしれない。それでもやっぱり棚橋はゴツゴツのストロングスタイル。そう思えてならないフィニッシュ。
○カズチカ:そのセンスを余すところなく放り込んだ。そういう印象。少し思ったのはグラウンドでの妙なもたつき感。テクニック的なことなのかな。
▼大会の感想▼
○みのるvs桜庭、真壁vs石井、ケニー、AJ、中邑vs飯伏と俺好みの試合や選手が続いたせいか、そこに至る中盤までの試合が今一つ印象に残らなかった。
○メイン:棚橋勝利で超盛り上がって「愛してまーす」も一緒に叫んできて置きながら言うのも気恥ずかしいけれど、やっぱりもう少しヒリつきたかった。実際、どちらが負けてもそれほど大きく傷はつかない。それだけの十分な実績がある。棚橋を応援しながらも、負けたところで…と右脳の片隅で思ってしまう。「勝敗」がある以上、「勝敗」への興味が希薄になる流れはやっぱりどこか盛り上がりに欠ける。
○カズチカの涙:現場では軽くぐっときた。連れは「レスラーは超人なのだから、泣くんじゃない」とキツい一言。俺も少し同意。ああいう人間味を出すのも悪くはない。ただ、なんだろうか、結果、レスリングよりもそこばかりが語られる方向に行くと、それは違うと思うしね。リング外のあれやこれやも「プロレス」なのは承知しているけれどIWGP戦なんだから試合内容こそが一番語られなくてはいけないと思う次第。そんなことも含めて今後、カズチカ周辺がどうなるか興味はある。

【雑感】
○トイレ休憩!なぜ省いた!これはもう言わせてもらう!バ.カかと!さすがに新日、バ.カかと!10試合もあって4時間もの大会開いておいて、なんなら地方からも客集めておいて!トイレ行きたくなった客はかならず一試合犠牲にしなきゃいけないでしょ!チケット代払って、交通費払って、人によっては宿泊費も出して、なのにトイレで一試合観れないって。知人からの噂では…昨年2014のドーム、演出だ何だに凝り過ぎて終了時間が遅くなり電車で帰れなくなったお客が続出、クレームも続出。その結果が今年のトイレ休憩ナシ&過剰な演出ナシになったとか。それならもう一時間、開始を早めるとかできないの?と。
○パイプイス特典、家に持ち帰ってみれば確かにいい思い出になる一品。けれども、そういうところに力入れずにもっと見やすくなる方法を模索して欲しい…。今年は昨年よりリングと客席の距離が遠かったみたいだし。特製パイプイスを作るなら、例えば1列2列…とすこしずつ高さの違うイスを別注してもいいんじゃないのかと。両国他、大会場で使い回しできるようなのを。確か博多スターレーンは高さの違うパイプイスがあって、後列でもかなり見易いはず。関係者席・一列目は両国のマス席みたいな、お相撲の砂かぶりみたいな座敷席にするとか高低を出してくれよと。ロイヤル買ったものの、今年もそれなりに後ろだったので観づらかったです。
○ただ、そうはいっても自分的に好カードがくるとぐっと集中力が増して多少の前列の後頭部は気にならなくなったりもするのだけど。
○パイプイス特典、佐川急便で送れるという話→送料を調べると一脚2200円。二脚なら4400円。消費税別。あの重量と大きさならそんなもんだろうとは思う。一応伝票販売の列に並んでみる。並びながら、なんかもうパイプイス買いにきたわけじゃないしなぁとか第ゼロ試合間に合わないと嫌だなぁとか…考え込む。一番くすぶったのが、佐川急便に儲けさせたいのか新日?そういうビジネス的なアレがあるのか?という邪推。で、なんだか俺の反骨に火がつく。結果、重くて脚がすぐ開くイス二脚、水道橋から静岡まで抱えて帰ることに。翌日、腕、筋肉痛。まぁ、そういう強行軍自体は結構楽しかった。
○愛知からいらした棚ファンの方とお喋りさせてもらった。宿泊されて翌日の後楽園も見て帰るらしい。いいなぁ。

▼チケット▼
○今年もまた1人5万の高額チケット。2人で10万。行くか行かないかに悩む。行きたくないわけではないけれど、ドームはどこから見ても見ずらいことを知っているため高額だと二の足を踏む。更に日々の生活の経済状態も悪化していることもあり中々決定できず。それでも行かずに後悔するのは嫌だとなり、決定。
○因みにチケットは通常通り、3列目。いい席、こない…。
○キャスター付きバッグ「黒柴くん」に変わるキャスター付きを模索。安いデイバッグかトートバッグをスワニーフレームにつけてしまおうとなる。つけてみると、なんともいえないチープ感。市販されているキャスター付きデイバッグを購入しようかと悩むけれど、いいデザインのものがなく断念。「黒柴くん」再登場…に切り替えたのだけど、再考して新作トートで行くことに。キャスター付き新作トートの名前は「暴れ馬くん」。

【行程】
○3日夜、後楽園から帰宅し4日の準備をしてから就寝。
○6時起床。7時30分玄関前集合。8時2分、富士駅発。順調。日曜日だからか時間帯のせいか、多少車内ざわざわ。会話ができるので移動時間が短く感じられる。
○10時40分ごろ東京駅着。水道橋へ。とりあえずすぐにファンクラブ特典引き渡し会場へ向かう。売店は10時、引き渡しは11時。まばらながらお客がいる。列を発見して並ぶ。前に20人程度。それほど待たずに特典をいただく。そのまま売店へ。パンフと恒例のマフラータオル購入。11時30分前に終了。お昼を食べに行く前にお土産も購入。
○水道橋駅を抜けて、松屋他を散策。結果、はなまるうどんへ。券売機でチケットが買えないトラブル発生するもそれなりにゆっくりできていい感じ。体も休まる。13時までKENSOの話で盛り上がり、店を出る。
○今回は25番ゲート。どこかなーと探すと、ドームの真裏。歩いた。後に後楽園ホール側から歩くよりラクーア側からの方が近いと知る。
○入場はすんなり。こちら側からはそれほど入場する客がいない様子。ドームのシート内を降りるのではなく階段をひたすら降りる。いきなりグラウンドへ。
○席は花道横。四席離れていた。ちょっと席運がなかった。

○会場内を点検。連れがトイレ点検に行っている最中、俺は帰りのルート確認。ロイヤル特典を持って帰らないといけないので係員に聞き倒して、特典を持って帰る用の関係者出口の場所を見つけておく。

○19時終了。ゆっくり帰れることになり安堵。。
○関係者出口から出ると後楽園ホールの真下。人群れの中を歩く。
○東京駅20時過ぎ着。新幹線駅に行ってみると30分遅延していた。
○21時に東京駅出発。三島で降りて東海道線へ。最初からその計画ではあったけれどこのイスを抱えた状態だと新富士から歩くのはつらい。タクシーは経済的につらい。なのでちょうど良かった。
○富士駅に22時着。「みのるドーム勝利記念」のケーキを購入して帰宅。
○1時35分からのドームスペシャル放送をみながらケーキを食べて、終了。